💊 ドキソルビシン
Doxorubicin / ドキソルビシン
作用機序
アントラサイクリン系。DNAに挿入し、トポイソメラーゼIIを阻害、フリーラジカルを産生。
Anthracycline; intercalates DNA, inhibits topoisomerase II, generates free radicals.
動物種別 投与量
| 動物種 | 安全性 | 用量 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 犬 Dog |
✓ 可 | 30 mg/m2 静注 21日毎(最大累積: 180-240 mg/m2) | CHOPリンパ腫プロトコルの主要薬。累積性心毒性。エコーモニタリング |
| 猫 Cat |
✓ 可 | 1 mg/kg 静注 21日毎(最大累積: 6回) | 猫では低用量。猫では腎毒性あり(犬と異なる) |
| 馬 Horse |
✕ 禁忌 | 使用不可 | 馬の腫瘍学では使用されない |
| うさぎ Rabbit |
✕ 禁忌 | 使用不可 | 推奨されない |
| フェレット Ferret |
✓ 可 | 1 mg/kg 静注 21日毎 | フェレットリンパ腫に。猫の用量と同様 |
| 鳥 Bird |
✕ 禁忌 | 使用不可 | 未研究 |
| インコ Parakeet |
✕ 禁忌 | 使用不可 | (鳥類データから推定) 未研究 |
| オウム Parrot |
✕ 禁忌 | 使用不可 | (鳥類データから推定) 未研究 |
主な副作用
- ⚠️ 累積用量依存性心毒性
- ⚠️ 骨髄抑制(最低値7-10日目)
- ⚠️ 血管外漏出で重度組織壊死
- ⚠️ アナフィラキシー
- ⚠️ 消化管毒性
- ⚠️ 脱毛
禁忌・注意
🚫 既存の心疾患。累積用量上限に達した場合。骨髄抑制。
薬物相互作用
| 併用薬 | 影響 |
|---|---|
| cyclophosphamide | 心毒性の加算 |
この薬が使われる疾患
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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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