ワイマラナー肥大性骨異栄養症(犬種特異性)
概要
ワイマラナーの重症型HODで、ワクチン接種との関連が示唆されており、致死的な場合があります。
主な症状
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原因
ワイマラナーの子犬(2〜4ヶ月齢)。ワクチン接種との時間的関連あり。過剰栄養が悪化因子。
病態生理
ワイマラナーに好発する重症型HOD→高熱・重度骨痛・食欲廃絶。長骨骨端線近位の壊死性炎症。X線で二重線。致死的となることも。
治療
肥大性骨異栄養症(HOD)。ワイマラナー特異型はより重症化傾向で免疫介在性が示唆される。プレドニゾロン(1-2 mg/kg PO q12h × 5-7日→漸減)が重症例に劇的に有効。NSAIDs:カルプロフェン(4.4 mg/kg PO q24h)またはメロキシカム(0.1 mg/kg PO q24h)。ガバペンチン(5-10 mg/kg PO q8-12h、神経障害性疼痛)。支持療法:安静、冷罨法、栄養管理。重度の発熱:輸液(LRS)+体温モニタリング。自己限定性(成長期終了で改善)だが重症エピソードは生命を脅かすことがある。X線:長管骨骨幹端の「double physis line」。過剰なCa/ビタミンD補給は避ける。ワクチン接種との関連が報告されているが因果関係は確立されていない。Ref: Abeles et al. 1999, Woodard 1982.
予防
子犬期の適正栄養管理。重症はNSAIDs+コルチコステロイド。
予後
犬におけるワイマラナー肥大性骨異栄養症の多くは原因栄養素不均衡の是正により良好予後。早期に適切な食事矯正とサプリメント補充開始で多くの臨床症状は可逆的。急性ビタミンC欠乏(モルモット壊血病)は補給開始後24-48時間で臨床改善開始。代謝性骨疾患(MBD): 早期介入で進行抑制可能だが、骨格異常の完全回復は困難。重度の慢性栄養失調による発達異常・臓器障害は不可逆的な場合あり。飼育者教育による再発防止が長期予後の鍵。
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