スポロトリコーシス
Sporotrichosis / スポロトリコーシス
概要
汚染土壌や植物から感染する皮膚とリンパ節の真菌症です。
主な症状
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原因
犬のスポロトリックス症は二形性真菌 Sporothrix schenckii の創傷・咬掻傷からの接種による。猫では病変中に大量の菌を含み、ヒト・動物への感染力が強い重要な人獣共通感染症。
病態生理
接種部位で酵母型に転換し、皮膚・皮下に結節・潰瘍を形成してリンパ管に沿って上行拡大(リンパ皮膚型)する。免疫低下では播種しうる。
治療
犬スポロトリックス症: 猫より稀、皮膚・皮下結節・リンパ管型が主。① 確定: 細胞診・培養・組織生検・PCR。② 第一選択: イトラコナゾール 5-10 mg/kg PO q24h × 病変消失後+1ヶ月、ヨウ化カリウム 40 mg/kg PO q24h(食事と共に、犬では忍容性比較的良好)。③ 局所: 温熱療法、限局病変の外科切除。④ ⚠人獣共通—診察時の感染予防(手袋・予防衣)。Lecuyer et al. Vet Dermatol 2018。
予防
犬におけるスポロトリコーシスの予防は定期的駆虫・媒介動物制御・環境衛生の3本柱。消化管寄生虫: 子犬子猫は2-4週齢から繰返し駆虫、成獣は便検査結果に基づく定期投与。心血管寄生虫(フィラリア): 流行地での年間予防投与(イベルメクチン・ミルベマイシン等)。外部寄生虫: 月1回の外部寄生虫予防薬投与、環境清掃。散歩後のダニチェック、媒介動物(ダニ・蚊・ノミ)の生息環境改善も重要。
予後
適切治療で予後良好、全身型は予後ガード。
関連する薬品
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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