ジアルジア症
Giardiasis / ジアルジア症
概要
ジアルジア原虫による腸管寄生虫感染症で、慢性下痢を引き起こします。
主な症状
食欲不振
下痢
過度のガス
嘔吐
体重減少
原因
G. duodenalis。糞口感染。汚染水・環境から嚢子を摂取。犬の保菌率は5〜15%。子犬・多頭飼育環境に多い。人獣共通(遺伝子型による)。
病態生理
Giardia duodenalisの小腸粘膜定着→絨毛の微絨毛障害→吸収不良→間欠的軟便〜水様下痢。嚢子形態で環境中に排出・長期生存。
治療
Dogにおけるジアルジア症の治療には、同定された寄生虫に応じた適切な駆虫薬が必要である。一部の駆虫薬は特定の種に有毒であるため、種に適した用量設定が重要である。全てのライフステージを排除するため複数回投与が必要な場合がある。環境消毒と接触動物の治療で再感染を防止する。貧血、脱水、栄養失調などの二次的合併症に対する支持療法を行う。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • CPパウダー (プレバイオ+プロバイオ+サイリウム): 腸内細菌叢正常化・腸管バリア強化・腸腎連関 ※CPパウダー: 完全腸閉塞は禁忌
予防
フェンベンダゾール(50mg/kg/日、3〜5日間)。環境の清掃・消毒。四級アンモニウム化合物が有効。
予後
予後は寄生虫の種類、感染負荷量、宿主の全身状態、治療への反応性に依存する。多くの寄生虫感染は適切な駆虫薬投与により良好な予後が期待できる。重度の感染(大量寄生・臓器移行症)では臓器障害が残存する場合がある。フィラリア症など心血管系に影響する寄生虫では長期的な合併症管理が必要となる。再感染予防が長期的予後改善の鍵である。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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