← トップへ戻る
猫 (Cat) 消化器 重度

猫好中球性胆管炎

Feline Neutrophilic Cholangitis / 猫好中球性胆管炎

概要

胆管系の急性細菌感染症で、十二指腸からの上行性感染が多いです。

主な症状

※ 症状をクリックすると、その症状を示す猫の他の疾患を確認できます

原因

猫における猫好中球性胆管炎の原因: 胆管系の急性細菌感染症で、十二指腸からの上行性感染が多いです。

病態生理

好中球性では上行性の細菌感染が胆管・肝実質に好中球性炎症を起こす。リンパ球性では胆管周囲へのリンパ球・形質細胞浸潤が慢性に進行し、胆管増生・線維化から胆汁性肝硬変に至りうる。いずれも胆汁うっ滞による黄疸・肝酵素上昇をきたし、triaditisでは膵・腸症状を併発する。

治療

猫における猫好中球性胆管炎の治療には、可能であれば培養感受性試験に基づく標的抗菌薬療法が必要である。結果待ちの間は経験的広域抗菌薬を開始する。抗菌薬治療期間は感染の排除と耐性予防に十分な期間とする。膿瘍や壊死組織には外科的排膿またはデブリードマンが必要な場合がある。支持療法として輸液、鎮痛薬、抗炎症薬、栄養サポートを行う。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • MSM+アミノコンプリート (MSM+必須アミノ酸(BCAA中心)): 組織修復・筋肉維持・肝腎栄養サポート。BCAA(分岐鎖アミノ酸)が筋蛋白合成を促進+MSMが結合組織の修復をサポート。術後回復、骨折治癒、CKD/肝疾患の筋肉量維持、競走馬・スポーツ犬の運動器サポートに • NMNミトコンドリアアシスト (NMN+α-リポ酸+システイン+プロバイオティクス): 細胞エネルギー代謝・サーチュイン活性化・抗老化。NMN 5000mgがNAD+産生を促進→ミトコンドリア機能改善+サーチュイン(SIRT1-7)活性化。認知機能低下(CDS)、変性性脊髄症、慢性代謝疾患(糖尿病/クッシング)、加齢性臓器機能低下のサポートに ※MSM+アミノコンプリート: 重度肝・腎不全は蛋白負荷に留意

予防

猫好中球性胆管炎の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。

予後

猫好中球性胆管炎の予後: 原因と重症度による。急性肝疾患は早期治療で回復可能。慢性肝疾患は長期管理で QOL 維持可能。肝不全は予後不良。

関連する薬品

💊 アモキシシリン 💊 アモキシシリン・クラブラン酸 💊 メトロニダゾール 💊 ロニダゾール

※ 薬品名をクリックすると詳細な投与量・副作用情報を確認できます

消化器の他の疾患(猫)

猫の全疾患を見る →

VetDictで猫の鑑別診断を行う

症状チェッカーを使う

関連する疾患

胆管炎・胆管肝炎 (共通6症状) 猫胆嚢炎 (共通6症状) 猫肝膿瘍 (共通6症状) 猫胆嚢梗塞 (共通6症状) 猫の膵炎 (共通5症状) 三臓器炎 (共通5症状) 腎盂腎炎 (共通5症状) 猫腸間膜リンパ節炎 (共通5症状)
📋 猫の疾患一覧を見る →
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。