💊 グリコピロレート
Glycopyrrolate / グリコピロレート
作用機序
合成第四級アンモニウム抗コリン薬。血液脳関門を通過しない。アトロピンより作用時間が長い。
Synthetic quaternary ammonium anticholinergic; does not cross blood-brain barrier. Longer acting than atropine.
動物種別 投与量
| 動物種 | 安全性 | 用量 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 犬 Dog |
✓ 可 | 0.005-0.01 mg/kg 静注/筋注/皮下 | アトロピンより好まれる - 頻脈が少ない、CNS作用なし |
| 猫 Cat |
✓ 可 | 0.005-0.01 mg/kg 静注/筋注/皮下 | 猫の麻酔に好まれる抗コリン薬 |
| 馬 Horse |
✓ 可 | 0.005 mg/kg 静注 | 馬ではアトロピンより好まれる - 消化器作用が少ない |
| うさぎ Rabbit |
✓ 可 | 0.01-0.02 mg/kg 皮下/筋注 | ウサギではアトロピンより好まれる(アトロピン分解酵素の問題なし) |
| ハムスター Hamster |
✓ 可 | 0.01-0.02 mg/kg 皮下/筋注 | 麻酔前投薬の抗コリン薬 |
| モルモット Guinea Pig |
✓ 可 | 0.01-0.02 mg/kg 皮下/筋注 | 推奨される抗コリン薬。アトロピナーゼの影響を受けない |
| チンチラ Chinchilla |
✓ 可 | 0.01-0.02 mg/kg 皮下/筋注 | 推奨される抗コリン薬 |
| フェレット Ferret |
✓ 可 | 0.01 mg/kg 筋注/皮下 | 良好な抗コリン薬の選択肢 |
| ハリネズミ Hedgehog |
✓ 可 | 0.01-0.02 mg/kg 皮下/筋注 | 前投薬に推奨される抗コリン薬 |
| フクロモモンガ Sugar Glider |
✓ 可 | 0.01-0.02 mg/kg 皮下/筋注 | (小型哺乳類データから推定) 麻酔前投薬の抗コリン薬 |
| デグー Degu |
✓ 可 | 0.01-0.02 mg/kg 皮下/筋注 | (小型げっ歯類データから推定) 麻酔前投薬の抗コリン薬 |
| 鳥 Bird |
✓ 可 | 0.01 mg/kg 筋注 | 周術期使用に |
| インコ Parakeet |
✓ 可 | 0.01 mg/kg 筋注 | (鳥類データから推定) 周術期使用に |
| オウム Parrot |
✓ 可 | 0.01 mg/kg 筋注 | (鳥類データから推定) 周術期使用に |
主な副作用
- ⚠️ 頻脈(アトロピンより少ない)
- ⚠️ 消化管運動低下
- ⚠️ 散瞳
- ⚠️ 尿閉
禁忌・注意
🚫 頻脈性不整脈。消化管閉塞/イレウス。
薬物相互作用
| 併用薬 | 影響 |
|---|---|
| Other anticholinergics | Additive anticholinergic effects |
| Metoclopramide | Antagonizes prokinetic GI effects |
| Potassium chloride (oral) | Delayed GI transit increases KCl ulceration risk |
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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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