💊 デスロレリン
Deslorelin / デスロレリン
作用機序
GnRH作動薬。初期に性腺刺激ホルモン放出を刺激し、その後抑制する(化学的去勢)。
GnRH agonist; initially stimulates then suppresses gonadotropin release (chemical castration).
動物種別 投与量
| 動物種 | 安全性 | 用量 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 犬 Dog |
✓ 可 | 4.7 mg または 9.4 mg インプラント皮下 | 化学的去勢。用量により6-12ヶ月以上持続 |
| 猫 Cat |
✓ 可 | 4.7 mg インプラント皮下 | 化学的不妊化に |
| 馬 Horse |
✓ 可 | 十分に確立されていない | 種牡馬管理の研究用途 |
| うさぎ Rabbit |
✓ 可 | 4.7 mg インプラント皮下 | 外科手術の代替としての化学的去勢 |
| フェレット Ferret |
✓ 可 | 4.7 mg インプラント皮下 | フェレット副腎疾患の第一選択薬。性ステロイド産生を抑制 |
| 鳥 Bird |
✓ 可 | 4.7 mg インプラント皮下/筋注 | 慢性産卵に。非常に有効 |
| インコ Parakeet |
✓ 可 | 4.7 mg インプラント皮下/筋注 | (鳥類データから推定) 慢性産卵に。非常に有効 |
| オウム Parrot |
✓ 可 | 4.7 mg インプラント皮下/筋注 | (鳥類データから推定) 慢性産卵に。非常に有効 |
主な副作用
- ⚠️ 初期の生殖活動フレア(1-2週間)
- ⚠️ 体重増加
- ⚠️ 行動変化
禁忌・注意
🚫 妊娠動物。初期フレアにより一時的に前立腺疾患が悪化する可能性。
薬物相互作用
| 併用薬 | 影響 |
|---|---|
| No significant drug interactions | GnRH agonist implant; peptide with no CYP interaction |
この薬が使われる疾患
再生不良性貧血(エストロゲン中毒) フェレット
骨髄抑制(エストロゲン性) フェレット
総排泄腔脱 インコ
卵塞 インコ
卵塞(卵詰まり) オウム
卵黄性腹膜炎急性敗血症型 インコ
卵黄性腹膜炎 インコ
高エストロゲン血症性貧血 フェレット
卵管脱 鳥
前立腺膿瘍 フェレット
生殖器脱出 インコ
副腎皮質癌 フェレット
鳥類腎腫瘍 鳥
セキセイインコ下垂体腺腫 インコ
体腔液貯留(腹水) インコ
膀胱炎(Ferret) フェレット
早期胚死滅(EED) 馬
卵詰まり(Parrot) オウム
卵黄体腔炎(Bird) 鳥
卵黄性腹膜炎慢性型 インコ
生殖腺腫瘍 オウム
卵巣腺癌 インコ
卵巣嚢胞(Rabbit) うさぎ
卵巣嚢胞(Hamster) ハムスター
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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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