卵黄性腹膜炎慢性型
概要
反復する異所性排卵による体腔内の線維素性癒着を伴う慢性炎症。
主な症状
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原因
インコにおける卵黄性腹膜炎慢性型の原因: 反復する異所性排卵による体腔内の線維素性癒着を伴う慢性炎症。
病態生理
インコにおける卵黄性腹膜炎慢性型の病態生理は生殖器の構造/機能異常およびホルモン環境の変化により展開する。子宮蓄膿症ではプロゲステロン優位下の子宮内膜過形成・嚢胞性変化に細菌感染が重畳し、内毒素血症・敗血症・急性腎傷害に進展する。難産では胎子・産道・娩出力の異常により分娩停止→胎子仮死・子宮破裂・低カルシウム血症を生じる。妊娠中毒・産褥疾患では代謝需要急増に対する恒常性破綻を来す。性ホルモン依存性疾患では内分泌刺激の持続が組織増殖・腫瘍化を促進する。
治療
デスロレリン4.7 mg SCインプラントが排卵抑制と異所性卵黄沈着防止の主要治療。二次的細菌性腹膜炎に抗菌薬: エンロフロキサシン15 mg/kg PO q12h+メトロニダゾール20-50 mg/kg PO q12h(体腔内感染には嫌気性菌カバーが重要)。メロキシカム0.5-1 mg/kg PO q12-24hで慢性炎症と疼痛管理。有意な滲出液が気嚢を圧迫する場合は腹腔穿刺(25-27G針)で体腔液ドレナージ—液体を細胞診と培養に提出。卵管子宮摘出術が根治的治療だがセキセイインコでは外科的リスクが高い(麻酔に耐えられるほど安定している場合のみ推奨)。光周期調整: 明期10-12時間/暗期12-14時間で繁殖衝動を低減。巣材、鏡、該当する場合はつがい相手を撤去。栄養サポート: 食欲不振時はクロップチューブ給餌。WBC、フィブリノーゲン、体重を毎週モニタリング。慢性癒着は永久的な体腔内臓器変位を引き起こす—症状を長期的に管理。予後要注意、多くの個体は6-12ヶ月毎のデスロレリンインプラント交換が生涯必要。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • For Antioxidant (アスタキサンチン+メロンSOD+VitE+システイン(アスタアミノ処方)): 抗酸化・慢性疾患免疫サポート。アスタキサンチン(カロテノイド系)+SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)が活性酸素種を消去。CKD・肝疾患・アトピー・ダニ媒介性感染症の酸化ストレス軽減、高齢動物の免疫機能維持に
予防
卵黄性腹膜炎慢性型の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。
予後
卵黄性腹膜炎慢性型の予後: 早期治療で多くは良好。定期モニタリングで管理可能。
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