口腔膿瘍
Oral Abscess / 口腔膿瘍
概要
口腔内に限局性の細菌感染により膿瘍が形成される疾患です。
主な症状
anorexia
drooling
facial swelling
mouth lesions
swelling
原因
口内炎の進展、歯根感染(歯を有する種)、異物穿通、咬傷感染。グラム陰性菌(シュードモナス、アエロモナス、プロテウス)が原因菌として多い。
病態生理
爬虫類の膿瘍は乾酪性(固体状)膿性物質の被包化された集積物で、哺乳類の液状膿とは異なる。厚い線維性被膜と無血管性の乾酪性核心部は免疫細胞浸透と全身性抗菌薬の効果の両方を制限するため、根治には外科的摘出が必要。
治療
麻酔下での膿瘍被膜全体の外科的摘出が第一選択。腔をクロルヘキシジンまたはポビドンヨード希釈液で洗浄。抗菌薬含浸ビーズまたはスルファジアジン銀で創充填。培養感受性に基づく全身性抗菌薬を2-4週間。骨浸潤評価のためX線撮影。
予防
口腔外傷の予防、口内炎の早期治療、良好な口腔衛生と至適飼育管理の維持。健診時の定期的な口腔検査。
予後
膿瘍が完全に摘出され骨浸潤がなければ予後良好。不完全摘出や骨浸潤(骨髄炎)は再発リスクを高め予後を悪化させる。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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