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爬虫類 (Reptile) 重度

リンパ腫

Lymphoma / リンパ腫

概要

複数の臓器系に影響し得るリンパ組織の悪性腫瘍です。

主な症状

anorexia lethargy organ enlargement swelling weight loss

原因

大部分の症例で病因不明。一部の種でウイルス関与(レトロウイルス)が疑われる。慢性免疫抑制と関連しうる。爬虫類で最も多く診断される腫瘍の一つ。

病態生理

リンパ節、脾臓、肝臓、腎臓、その他の臓器に影響するリンパ系細胞の悪性増殖。多中心性、消化器型、臓器特異的でありうる。正常組織の浸潤と置換により臓器機能障害を引き起こす。

治療

化学療法プロトコルが様々な成果で試みられている:プレドニゾロン1-2 mg/kg PO 24-48時間毎、クロラムブシル2 mg/kg PO 14日毎、ドキソルビシン。限局性腫瘤の外科的切除。爬虫類での治療は限られたエビデンスで哺乳類プロトコルから大部分外挿。

予防

既知の予防法はない。早期発見のための定期的な獣医学的検査。

予後

要注意〜不良。多中心性リンパ腫は予後不良。限局型は一時的に治療に反応しうる。爬虫類の長期生存データは限られている。

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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
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