ヘルペスウイルス感染症
Herpesvirus Infection / ヘルペスウイルス感染症
概要
特にカメ類で口内炎、鼻炎、肝炎を引き起こすヘルペスウイルス感染症です。
主な症状
anorexia
conjunctivitis
lethargy
mouth lesions
nasal discharge
stomatitis
原因
カメヘルペスウイルス(複数型)が最も臨床的に重要。直接接触、口腔/鼻腔分泌物、潜在的に媒介物を介して伝播。潜伏感染保菌者は特にストレス時に間欠的にウイルスを排出する。一部のトカゲやヘビにも影響。
病態生理
ヘルペスウイルスは粘膜上皮細胞で増殖し壊死性口内炎、舌炎、咽頭炎を引き起こす。肝臓の関与は限局性〜びまん性の肝壊死を引き起こす。ウイルスは神経節に潜伏感染を確立し、ストレスや免疫抑制時の周期的再活性化による生涯保菌状態を可能にする。
治療
アシクロビル80 mg/kg PO 24時間毎を7-14日間でウイルス排出と臨床的重症度を軽減しうる。支持療法:補助給餌、クロルヘキシジンによる口腔創傷管理、輸液。二次性細菌感染の治療。ストレスの軽減。感染動物は未感作動物から永続的に隔離すべき。
予防
全ての新規カメ類の検疫とPCR検査。検査なしに異なる由来の動物を混合しない。ストレスの最小化。ケージ間の厳格な衛生管理の実践。
予後
多様。軽症例は残存潜伏感染とともに回復しうる。重度の肝障害または播種性疾患は予後不良。潜伏感染保菌者は生涯感染が持続する。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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