コクシジウム症
Coccidia Infection / コクシジウム症
概要
イソスポラ属やアイメリア属原虫による腸管の寄生虫感染症です。
主な症状
anorexia
bloody stool
diarrhea
lethargy
weight loss
原因
汚染された床材や水からのスポルレーション済みオーシストの摂取。過密飼育環境での糞口感染。ストレスと免疫抑制が感受性を高める。野生捕獲動物に多い。
病態生理
コクシジウムは腸上皮細胞内に侵入・増殖し、シゾゴニーとガメトゴニーの過程で細胞破壊を引き起こす。絨毛萎縮、粘膜出血、吸収不良、下痢が生じる。大量感染は出血性腸炎と致死的な体液・電解質喪失を起こしうる。
治療
ポナズリル20 mg/kg PO 単回投与、7日後に反復(推奨)。代替:スルファジメトキシン50 mg/kg PO 初回、以後25 mg/kg 24時間毎を5日間;またはトルトラズリル5-15 mg/kg PO、7日後に反復。輸液による支持療法。オーシスト除去のためのケージの徹底的清掃。
予防
清潔なケージの維持、過密飼育の回避、糞便検査付きの新規動物検疫、糞便の速やかな除去、アンモニア系消毒液による消毒(オーシストは大部分の消毒薬に耐性)。
予後
治療で予後良好。ほとんどの健康な爬虫類は抗コクシジウム療法に良好に反応する。衰弱した・免疫不全の動物の重症例は致死的となりうる。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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