ヘキサミタ感染症
概要
鞭毛虫による消化管の感染症で、カメ類に多く見られます。
主な症状
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原因
Hexamita parvaまたは関連鞭毛虫の感染。汚染された水や床材を介した糞口経路で伝播。過密飼育と不衛生が伝播を助長。ストレスや免疫不全のカメ類で日和見病原体として多い。
病態生理
ヘキサミタは小腸および腎尿細管上皮に定着する。大量感染は粘膜炎症と吸収障害を引き起こす。腎臓への関与は慢性腎疾患に寄与しうる。通常は共生体として見られるがストレス下で病原性を発揮する。
治療
爬虫類鞭毛原虫感染症(Hexamita、Spironucleus、Trichomonas、Giardia): ① 第一選択: メトロニダゾール 20-25 mg/kg PO q24h × 5-7日(爬虫類) / 50 mg/kg PO q24h × 3-5日(陸亀)、リクガメではメトロニダゾールに感受性差あり。② 試験的代替: パロモマイシン 100 mg/kg PO q24h × 7日(メトロニダゾール耐性疑い)。③ Giardia: フェンベンダゾール 50 mg/kg PO q24h × 5日 + メトロニダゾール併用。④ POTZ最適化と環境消毒(次亜塩素酸1:32、紫外線)。⑤ ⚠群飼育・水浴び容器が感染源—頻繁な交換と消毒。支持療法(爬虫類): 種別POTZ(preferred optimum temperature zone)維持が免疫機能回復の前提条件。輸液 25-30 mL/kg/日 SC/ICe(ノルモソルR、温熱)、強制給餌(Carnivore Care 等)、メロキシカム 0.2-0.5 mg/kg PO/IM q24-48h(NSAID持続投与時は腎機能をモニタ)。
予防
清潔な水の供給維持、過密飼育の回避、新規動物の検疫、衛生管理の実践。カメ類の定期的な糞便スクリーニング。
予後
治療で予後良好。大部分の動物はメトロニダゾール療法に良好に反応する。未治療の慢性感染はカメ類の腎障害に寄与しうる。
関連する薬品
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