鉤虫感染症(カリケファルス)
Hookworm Infection (Kalicephalus) / 鉤虫感染症(カリケファルス)
概要
カリケファルス鉤虫によるヘビの失血と貧血。
主な症状
anemia
anorexia
bloody stool
lethargy
weight loss
原因
Kalicephalus属(爬虫類鉤虫)による感染。ヘビと一部のトカゲに影響。感染幼虫の直接的皮膚貫通または感染した餌の摂取で伝播。野生捕獲動物や自然基材で飼育される動物でより一般的。
病態生理
成虫は腸粘膜に付着し吸血し出血性腸炎と慢性失血性貧血を引き起こす。幼虫は消化管への移行中に肺を通過移行しうる(虫性肺炎を引き起こす)。重度寄生は著しい貧血、低タンパク血症、体重減少を引き起こす。
治療
フェンベンダゾール50-100 mg/kg PO、2週間後に反復。イベルメクチン0.2 mg/kg(カメ類やインディゴスネークには禁忌)。レバミゾール5-10 mg/kg。貧血に鉄補給。脱水への輸液療法。再感染予防のための床材交換。
予防
新規動物の検疫と糞便スクリーニング。清潔な床材の維持。飼育ヘビに自然土壌床材の回避。冷凍解凍餌の給餌。
予後
治療により予後良好。重度貧血を伴う慢性重度感染はより慎重な予後。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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