鞭毛虫原虫感染症
Flagellate Protozoal Infection / 鞭毛虫原虫感染症
概要
トリコモナス、ヘキサミタなどの鞭毛虫による消化管感染症。
主な症状
anorexia
dehydration
diarrhea
lethargy
weight loss
原因
鞭毛虫原虫(Trichomonas、Hexamita、Hypotrichomonas)による感染。ストレス、免疫抑制、過密飼育で病原性となる正常共生菌。糞口経路または汚染水を介して伝播。草食性のカメ類やトカゲで一般的。
病態生理
鞭毛虫は消化管、特に結腸と総排泄腔に定着する。過剰増殖は粘膜炎症、粘液産生増加、下痢を引き起こす。重度感染は吸収不良と体重減少を引き起こす。Hexamitaは腎臓に上行しカメ類で腎疾患を引き起こしうる。
治療
メトロニダゾール20-50 mg/kg PO 24-48時間毎 5-7日間(第一選択)。耐性感染の代替としてロニダゾール10 mg/kg PO 24時間毎。飼育管理ストレッサーの是正。水分補給の維持。治療後の糞便再検査で排除を確認。
予防
清潔な飼育環境、適切な水分補給、低ストレスの維持。過密飼育の回避。糞便スクリーニングを伴う新規動物の検疫。定期的な糞便検査。
予後
適切な治療と飼育管理の改善で予後良好。環境汚染が改善されないと再感染が多い。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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