カメヘルペスウイルス感染症
Chelonian Herpesvirus Infection / カメヘルペスウイルス感染症
概要
カメに口内炎と鼻炎を引き起こすヘルペスウイルス。致死的なことが多い。
主な症状
anorexia
conjunctivitis
lethargy
nasal discharge
oral lesions
原因
カメ類ヘルペスウイルス(複数のタイプが同定)による感染。陸生リクガメと水生カメの両方に影響。直接接触、呼吸器分泌物、媒介物を介して伝播。潜伏感染が一般的で、ストレス時に再活性化。免疫のない集団で高度に伝染性。
病態生理
ウイルスは壊死性口内炎、舌炎、鼻炎、結膜炎、肺炎を引き起こす。リクガメでは口腔と鼻粘膜に特徴的なジフテリア様斑が形成される。ウイルスは神経節に生涯の潜伏感染を確立。ストレス、冬眠、免疫抑制で再活性化。二次性細菌感染が一般的。
治療
アシクロビル80 mg/kg PO 8時間毎が様々な成果で使用されている。支持療法:輸液療法、栄養支持(チューブフィーディングがしばしば必要)、保温。壊死性口腔斑のデブリドマン。二次感染への抗菌薬。治療期間:急性エピソードに2-4週間。
予防
新規カメ類の6ヶ月以上の検疫。種の混合の回避。ストレスの最小化。新規導入動物の最初の1年は冬眠させない。新規動物のPCRスクリーニング。
予後
様々。軽症例は回復しうるが潜伏キャリアとして残る。肺炎を伴う重症例は予後要注意。免疫のない集団でのアウトブレイクは著しい死亡率を引き起こしうる。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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