カメヘルペスウイルス感染症
概要
カメに口内炎と鼻炎を引き起こすヘルペスウイルス。致死的なことが多い。
主な症状
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原因
カメ類ヘルペスウイルス(複数のタイプが同定)による感染。陸生リクガメと水生カメの両方に影響。直接接触、呼吸器分泌物、媒介物を介して伝播。潜伏感染が一般的で、ストレス時に再活性化。免疫のない集団で高度に伝染性。
病態生理
ウイルスは壊死性口内炎、舌炎、鼻炎、結膜炎、肺炎を引き起こす。リクガメでは口腔と鼻粘膜に特徴的なジフテリア様斑が形成される。ウイルスは神経節に生涯の潜伏感染を確立。ストレス、冬眠、免疫抑制で再活性化。二次性細菌感染が一般的。
治療
reptileにおけるカメヘルペスウイルス感染症: 特異的抗ウイルス療法は限定的。① 隔離(パラミクソ・アデノ・アレナ等のウイルスは爬虫類群で集団発症のリスク)。② POTZ最適化(免疫機能回復の前提)、湿度・UVB調整。③ 支持療法: 輸液 25-30 mL/kg/日 SC/ICe、強制給餌(Carnivore Care)、栄養補給。④ 二次性細菌感染予防: セフタジジム 20 mg/kg IM q72h(嫌気性カバー要時)。⑤ 重症: αインターフェロン経験的使用報告あり(エビデンス限定)。支持療法(爬虫類): 種別POTZ(preferred optimum temperature zone)維持が免疫機能回復の前提条件。輸液 25-30 mL/kg/日 SC/ICe(ノルモソルR、温熱)、強制給餌(Carnivore Care 等)、メロキシカム 0.2-0.5 mg/kg PO/IM q24-48h(NSAID持続投与時は腎機能をモニタ)。
予防
新規カメ類の6ヶ月以上の検疫。種の混合の回避。ストレスの最小化。新規導入動物の最初の1年は冬眠させない。新規動物のPCRスクリーニング。
予後
様々。軽症例は回復しうるが潜伏キャリアとして残る。肺炎を伴う重症例は予後要注意。免疫のない集団でのアウトブレイクは著しい死亡率を引き起こしうる。
関連する薬品
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