後眼窩歯科膿瘍(ウサギ)
概要
ウサギにおける細菌性の歯科/口腔疾患。後眼窩歯科膿瘍は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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臨床徴候
発熱、局所の腫脹・発赤・熱感・疼痛、膿性分泌物、無気力、食欲不振、白血球数増加。臓器特異的な徴候は罹患臓器系に依存する。
原因
ウサギにおける細菌性の歯科/口腔疾患。後眼窩歯科膿瘍は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
ウサギにおける細菌性の歯科/口腔疾患。後眼窩歯科膿瘍は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
診断
後眼窩歯科膿瘍(ウサギ)の診断は臨床徴候、詳細な病歴、身体検査に基づく。推奨される検査: 細菌培養・感受性試験 (Culture & Sensitivity), 全血球計算 (CBC), 血液生化学検査 (Blood Chemistry Panel), グラム染色 (Gram Stain)。ウサギにおける類似の臨床徴候を呈する他疾患との鑑別が必要である。
治療
ウサギの後眼球歯根膿瘍。上顎臼歯根の伸長が眼窩に波及。■臨床症状: 眼球突出(単側性)。流涙、結膜炎。眼球後方の腫脹。 食欲低下(歯痛)。■診断: 頭部X線(歯根伸長 + 眼窩内軟部組織陰影)。CT(最適)。■治療: 外科的排膿: 眼窩周囲アプローチ。膿瘍壁の掻爬。 原因歯の抜歯(全身麻酔下)。 抗菌薬: エンロフロキサシン 10 mg/kg PO q12h × 14-28日。 + メトロニダゾール 20 mg/kg PO q12h(嫌気性菌対策)。 疼痛: メロキシカム 0.3-0.5 mg/kg PO q24h。ブプレノルフィン 0.03 mg/kg SC q8h(術後)。 ★ペニシリン系経口禁忌 — 注射のみ可(ペニシリンG 42,000-84,000 IU/kg SC q48h)★。■予後: 外科+抗菌薬で改善可能だが再発率が高い。参考文献: Harcourt-Brown F (2009); Quesenberry & Carpenter (2020).
予防
ウサギにおける後眼窩歯科膿瘍の予防は感染症対策と早期発見が中心。感染性結膜炎: ワクチネーション(FHV-1・FCV)と感染猫との接触回避。角膜潰瘍: 眼外傷の予防、グルーミング時の眼科ケア。白内障: 糖尿病の良好な血糖管理、遺伝性品種の繁殖管理、抗酸化物質補給。緑内障: 素因品種の定期的眼圧測定。全動物で年1回以上の眼科検診。
予後
ウサギにおける後眼窩歯科膿瘍の予後は病変の部位・進行度と治療開始時期、視覚温存の可否により異なる。早期診断と病態に応じた適切な治療・モニタリングにより多くの症例で良好な経過が期待できるが、進行例・合併症を伴う例では予後が悪化しうる。
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