ウサギポックスウイルス感染症(Rabbit)
Rabbit Poxvirus Infection / ウサギポックスウイルス感染症(Rabbit)
概要
ウサギにおけるウイルス性の皮膚疾患。ウサギポックスウイルス感染症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
食欲不振
発熱
無気力
鼻汁
痙攣発作
皮膚結節
突然死
疣贅様病変
原因
ウサギポックスウイルス。直接接触・媒介昆虫。
病態生理
ウサギポックスウイルス感染→皮膚の丘疹・痂皮。通常自己限定性。粘液腫症(Myxomatosis)はより重篤な別疾患。
治療
特異的抗ウイルス治療はない。支持療法:輸液(生理食塩水/乳酸リンゲル100 mL/kg/日SC/IV)、保温とストレス軽減、強制給餌(クリティカルケアファイン)、干し草の自由摂取。二次性細菌感染の予防にエンロフロキサシン5-20 mg/kg PO/SC q12h。メロキシカム0.3-0.5 mg/kg PO/SC q24hで疼痛管理。感染動物の隔離と検疫。環境の消毒。
予防
感染ウサギの隔離。
予後
予後は病原体の種類、感染の重症度、宿主の免疫状態、治療開始の時期に大きく依存する。早期に適切な抗微生物療法が開始されれば多くの感染症で良好な転帰が期待できる。免疫抑制状態の動物や重度の敗血症を呈する症例では予後不良となりうる。慢性感染では完治が困難な場合があり、長期的な管理と再発防止策が必要となる。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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