ウサギコロナウイルス腸炎(Rabbit)
Rabbit Coronavirus Enteritis / ウサギコロナウイルス腸炎(Rabbit)
概要
ウサギにおけるウイルス性の消化器系疾患。ウサギコロナウイルス腸炎は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
腹痛
食欲不振
脱水
下痢
発熱
無気力
痙攣発作
皮膚結節
突然死
疣贅様病変
原因
ウサギ腸管コロナウイルス。糞口感染。
病態生理
ウサギコロナウイルスの腸管感染→下痢。通常軽症だが幼ウサギで重症化リスク。
治療
特異的抗ウイルス治療はない。支持療法:輸液(生理食塩水/乳酸リンゲル100 mL/kg/日SC/IV)、保温とストレス軽減、強制給餌(クリティカルケアファイン)、干し草の自由摂取。二次性細菌感染の予防にエンロフロキサシン5-20 mg/kg PO/SC q12h。メロキシカム0.3-0.5 mg/kg PO/SC q24hで疼痛管理。感染動物の隔離と検疫。環境の消毒。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • CPパウダー (プレバイオ+プロバイオ+サイリウム): 腸内細菌叢正常化・腸管バリア強化・腸腎連関 ※CPパウダー: 完全腸閉塞は禁忌
予防
環境衛生。支持療法。
予後
予後は病原体の種類、感染の重症度、宿主の免疫状態、治療開始の時期に大きく依存する。早期に適切な抗微生物療法が開始されれば多くの感染症で良好な転帰が期待できる。免疫抑制状態の動物や重度の敗血症を呈する症例では予後不良となりうる。慢性感染では完治が困難な場合があり、長期的な管理と再発防止策が必要となる。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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