鼻腔ポリープ
概要
鼻腔内の良性腫瘤で、閉塞、慢性鼻汁、くしゃみを引き起こします。
主な症状
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原因
ウサギにおける鼻腔ポリープの原因: 鼻腔内の良性腫瘤で、閉塞、慢性鼻汁、くしゃみを引き起こします。
病態生理
鼻腔・鼻咽頭粘膜の慢性炎症により非腫瘍性のポリープ状増殖が生じ、鼻腔の気流を物理的に閉塞する。その結果、慢性の鼻閉・いびき様呼吸(stertor)・鼻汁・くしゃみ・開口呼吸を生じる。ウサギは義務的鼻呼吸動物(口呼吸が苦手)であるため、鼻腔閉塞は呼吸困難に直結し重篤化しやすい。基礎にPasteurella等の慢性鼻炎・歯科疾患による鼻涙管/鼻腔への波及があることが多く、原因の検索と摘出・炎症管理を要する。
治療
ウサギにおける鼻腔ポリープの治療: 外科的切除が根治療法。CT/内視鏡で病変範囲を評価後、鼻鏡下ポリープ切除術を実施。二次感染予防・治療: エンロフロキサシン5-10mg/kg PO q12h × 14-21日。周術期疼痛管理: メロキシカム0.3-0.6mg/kg PO/SC q24h + ブプレノルフィン0.01-0.05mg/kg SC q6-8h(術後48-72時間)。術後はネブライザー療法(生理食塩水)で気道加湿。鼻出血が持続する場合は止血処置。再発率が高いため定期的なフォローアップCT/内視鏡を推奨。悪性腫瘍との鑑別のため切除組織は必ず病理組織検査に提出。
予防
鼻腔ポリープの予防: 適切な換気と空気質管理。粉塵の少ない床材。過密飼育の回避。適切な温湿度管理。ストレス軽減。
予後
鼻腔ポリープの予後: 軽度の上部気道感染は治療に良好に反応。肺炎は早期治療で予後改善。慢性呼吸器疾患は長期管理が必要。
関連する薬品
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