← トップへ戻る
うさぎ (Rabbit) 呼吸器 中等度

乳び胸(ウサギ)

Chylothorax / 乳び胸(ウサギ)

概要

ウサギにおける特発性の呼吸器系疾患。乳び胸は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

主な症状

※ 症状をクリックすると、その症状を示すうさぎの他の疾患を確認できます

原因

ウサギにおける特発性の呼吸器系疾患。乳び胸は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

病態生理

ウサギにおける特発性の呼吸器系疾患。乳び胸は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

治療

【乳び胸】■保存療法(初期): ルチン 50-100 mg/kg PO q12h(リンパ管新生促進)。低脂肪食(中鎖脂肪酸MCTベース)。■胸腔穿刺: 呼吸困難時の治療的穿刺排液。反復穿刺が必要な場合は胸腔ドレーン留置。■外科療法: 胸管結紮術(保存療法4-6週で改善なしの場合)。■周術期管理: 輸液、栄養管理(タンパク質・リンパ球の喪失補充)。■モニタリング: 体重、呼吸数、胸水再貯留。■予後: 注意〜不良。保存療法での自然寛解率は犬猫より低い。■⚠ペニシリン系経口投与禁忌。(Quesenberry & Carpenter 2020)

予防

ウサギにおける乳び胸の予防には、ホルモン依存性腫瘍に対する早期避妊去勢手術(乳腺腫瘍・前立腺癌・精巣腫瘍・子宮腺癌・肛門腺癌等)が確立された予防策。発癌性物質への曝露回避(タバコの煙・農薬・タール・特定の合成樹脂)、適正体重維持、抗酸化物質を含むバランスの取れた食事、紫外線過剰曝露の回避が予防に寄与する。定期的健康診断(触診・画像診断・血液検査)による早期発見が最も実効性ある予防策。発癌性ウイルス予防(FeLV ワクチン)も重要。

予後

ウサギにおける乳び胸の予後は組織型・悪性度・臨床ステージ・転移の有無・治療反応性により大きく異なる。確定診断(細胞診・病理組織検査)と病期診断(画像・所属リンパ節評価)に基づき、外科・化学療法・放射線療法を組み合わせた治療方針を決定する。早期診断・早期介入が予後改善の鍵となる。

呼吸器の他の疾患(うさぎ)

うさぎの全疾患を見る →

VetDictでうさぎの鑑別診断を行う

症状チェッカーを使う

関連する疾患

ウサギ出血病(RHD)(ウサギ) (共通8症状) ウサギ乳頭腫症(ウサギ) (共通8症状) ウサギ口腔乳頭腫(ウサギ) (共通8症状) 緑膿菌感染症(ウサギ) (共通8症状) 野兎病(ウサギ) (共通8症状) エルシニア症(ウサギ) (共通8症状) 増殖性腸症(ローソニア)(ウサギ) (共通8症状) バイリスアスカリス幼虫移行症(ウサギ) (共通8症状)
📋 うさぎの疾患一覧を見る →
※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。