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うさぎ (Rabbit) 感染症 中等度

ローソニア細胞内感染症

Lawsonia Intracellular Infection / ローソニア細胞内感染症

概要

ローソニア・イントラセルラリスによる増殖性腸症で、腸壁肥厚と吸収不良を引き起こします。

主な症状

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臨床徴候

ウサギにおけるローソニア細胞内感染症の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。

原因

ウサギにおけるローソニア細胞内感染症の原因: ローソニア・イントラセルラリスによる増殖性腸症で、腸壁肥厚と吸収不良を引き起こします。

病態生理

L. intracellularis は腸陰窩上皮細胞内で増殖し、未熟腸細胞の異常増殖による腸粘膜肥厚(増殖性腸症)を起こす。吸収不良・蛋白漏出性下痢・体重減少を招く。

診断

幼若ウサギの慢性下痢・体重減少・削痩からLawsonia intracellularis感染を疑う。糞便PCRでLawsonia intracellularisを検出。糞便のWarthin-Starry銀染色で細胞内細菌を確認。腸管生検で回腸・盲腸の陰窩上皮細胞内に湾曲桿菌を確認し確定。CBC/生化学で低蛋白血症を評価。血清学的検査(IFA)で抗体を検出。ウサギでは増殖性腸症として回腸・盲腸の粘膜肥厚を起こす。鑑別にコクシジウム・腸管毒素血症・E. cuniculi腸管型を考慮する。

治療

ウサギにおけるローソニア細胞内感染症の治療には、可能であれば培養感受性試験に基づく標的抗菌薬療法が必要である。結果待ちの間は経験的広域抗菌薬を開始する。抗菌薬治療期間は感染の排除と耐性予防に十分な期間とする。膿瘍や壊死組織には外科的排膿またはデブリードマンが必要な場合がある。支持療法として輸液、鎮痛薬、抗炎症薬、栄養サポートを行う。

予防

ローソニア細胞内感染症の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。

予後

ローソニア細胞内感染症の予後: 適切な抗菌薬療法で多くが治癒可能。慢性・深在性感染は長期治療が必要。敗血症は予後要注意。

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