免疫介在性好中球減少症
概要
好中球の免疫介在性破壊で、細菌感染に対する重度の感受性を引き起こします。
主な症状
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原因
一次性(特発性、自己免疫性)。二次性:薬剤性(トリメトプリム・サルファ、フェノバルビタール)、パルボウイルス感染、骨髄腫瘍。犬種好発はないが、IMHA/ITP好発犬種と重複。
病態生理
抗好中球自己抗体→好中球の破壊促進+骨髄での成熟阻害→重度の好中球減少(<1,000/μL)→日和見細菌感染のリスク→敗血症。IMHA・ITPとの併発(免疫介在性二〜三系統血球減少症)がある。
治療
免疫抑制:プレドニゾロン(2 mg/kg PO q12h→漸減)。重症例にMMF(10-20 mg/kg PO q12h)またはシクロスポリン。G-CSF(フィルグラスチム5 μg/kg SC q24h)は急性好中球減少に有効だが抗G-CSF抗体形成リスク(短期使用推奨)。好中球<1000/μLで感染リスク高く広域抗菌薬(アモキシシリン/クラブラン酸+エンロフロキサシン)。無菌的管理。骨髄検査で確定。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • For Antioxidant (アスタキサンチン+メロンSOD+VitE+システイン(アスタアミノ処方)): 抗酸化・慢性疾患免疫サポート。アスタキサンチン(カロテノイド系)+SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)が活性酸素種を消去。CKD・肝疾患・アトピー・ダニ媒介性感染症の酸化ストレス軽減、高齢動物の免疫機能維持に
予防
薬剤誘発性が疑われる場合は原因薬の中止。免疫抑制療法(プレドニゾロン)+二次感染予防。G-CSF製剤は犬での使用経験が限られる。
予後
犬における免疫介在性好中球減少症の予後は基礎病態と貧血・出血・凝固異常の重症度により異なる。早期診断と病態に応じた適切な治療・モニタリングにより多くの症例で良好な経過が期待できるが、進行例・合併症を伴う例では予後が悪化しうる。
関連する薬品
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