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猫 (Cat) 循環器 重度

猫甲状腺機能亢進性心筋症

Feline Hyperthyroid Cardiomyopathy / 猫甲状腺機能亢進性心筋症

概要

慢性甲状腺機能亢進症に続発する心臓変化で、左室肥大と頻脈性不整脈を含みます。

主な症状

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臨床徴候

猫甲状腺機能亢進性心筋症の臨床徴候はホルモン異常または代謝障害の種類により特異的パターンを示す。糖尿病: 多飲多尿・多食・体重減少。甲状腺機能亢進: 体重減少・多食・多動・心拍数上昇。クッシング症候群: 腹部膨満・脱毛・多飲多尿・薄い皮膚。アジソン病: 元気消失・嘔吐・下痢・電解質異常。低血糖: 振戦・痙攣・意識低下。早期は無症候性に進行することが多く、定期的内分泌スクリーニングが早期発見の鍵。

原因

猫における猫甲状腺機能亢進性心筋症の原因: 慢性甲状腺機能亢進症に続発する心臓変化で、左室肥大と頻脈性不整脈を含みます。

病態生理

猫甲状腺機能亢進性心筋症は猫における代謝・内分泌疾患である。基礎病態はホルモンのフィードバックループ、酵素活性、または基質代謝の調節障害を伴う。循環ホルモン、電解質、代謝中間体のバランス異常が複数の臓器系にわたる細胞機能に影響を及ぼす。代償機構が一時的に恒常性を維持するが、最終的に代償不全に陥り、進行性の臨床的悪化と多臓器への影響を引き起こす。

診断

猫甲状腺機能亢進性心筋症の診断は、甲状腺機能亢進症を有する猫での心エコー検査が中心となる。血清総T4上昇(>4.0μg/dL)と心エコーでの左室壁肥厚(拡張末期壁厚≧6mm)、左房拡大を確認する。動的LVOT閉塞(SAM)を認めることがある。原発性HCMとの鑑別は甲状腺ホルモン正常化後の心肥大の改善で行う(可逆性が甲状腺性を示唆)。NT-proBNP上昇を認める。心電図で洞性頻脈、上室性期外収縮を検出する。胸部X線で心拡大、肺水腫、胸水を評価する。血圧測定で高血圧(収縮期>160mmHg)を確認する。甲状腺シンチグラフィーで両側性vs片側性の機能亢進を評価し、手術計画に反映する。

治療

【猫における猫甲状腺機能亢進性心筋症】 猫甲状腺機能亢進性心筋症はホルモン基礎値+負荷試験(ACTH/TRH/dex抑制)で内分泌軸の不全を確定する。 画像(超音波・CT・MRI)で腺腫/過形成/腫瘍の鑑別。機能性腫瘍は外科または核医学的アブレーションが根治的。 薬物療法(メチマゾール・トリロスタン・レボチロキシン等)は型に応じて個別選択、基準値モニタリングq4-8週で漸増漸減。 二次性合併症(糖尿病、骨粗鬆症、心筋症、高血圧)の併発スクリーニング。 支持療法: 輸液(晶質液 60-80 mL/kg/日 IV、ショック時 90 mL/kg初期ボーラス)、酸素化、栄養管理、疼痛管理。ブプレノルフィン 0.02-0.03 mg/kg IM/OTM q6-8h で疼痛管理(オピオイド過剰反応に注意)。 【鑑別と経過観察】類似症候を呈する疾患の除外と、治療4-8週後の再評価が予後改善の鍵。重症度・併発症によっては猫の専門医紹介を考慮する。

予防

猫甲状腺機能亢進性心筋症の予防には適切な食事設計、血液検査を含む定期的な健康モニタリング、健康体重の維持、過剰なおやつや不適切な食事の回避、無症候性変化の早期発見時の迅速な介入が含まれる。

予後

猫甲状腺機能亢進性心筋症の予後: 基礎心疾患の種類と重症度による。軽度は適切な内科管理で長期生存可能。重度心不全は予後要注意。定期的な心エコーによるモニタリングが重要。

関連する薬品

💊 ブプレノルフィン

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