乳び胸
Chylothorax / 乳び胸
概要
胸管の漏出により胸腔内に乳び液が貯留する疾患です。
主な症状
appetite loss
coughing
labored breathing
lethargy
weight loss
原因
外傷、胸管や前大静脈内圧上昇、うっ血性心不全、心虫症、真菌症、胸部腫瘍、あるいは特発性漏出が乳び胸の原因になります。
病態生理
胸管漏出やリンパ還流障害によりトリグリセリドに富む乳び液が胸膜腔に貯留し、肺を圧迫するとともに胸膜を慢性的に刺激します。慢性化すると拘束性線維性胸膜炎を起こしえます。
治療
初期治療は胸水排液による呼吸の回復で、症例によっては胸腔ドレーンが必要です。補助療法としてオクトレオチド、ルチン、低脂肪食を用いることがあり、根本治療は基礎疾患治療や胸管関連手術になります。
予防
予防は基礎疾患管理や外傷予防に依存します。特発例は確実な予防が難しいため、咳や呼吸困難の早期発見が重要です。
予後
乳び胸は致死的になりえますが、呼吸を安定化でき、基礎原因を特定・制御し、再発を防げれば予後は良好になりえます。持続性の原疾患や重度の線維性胸膜炎がある場合は予後不良です。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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