食道異物(ウサギ)
概要
ウサギにおける外傷性の消化器系疾患。食道異物は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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臨床徴候
疼痛、腫脹、打撲、出血、跛行、運動性低下、創傷・組織損傷の視認、行動変化(隠れる、攻撃性)、重症例ではショック徴候。
原因
ウサギにおける外傷性の消化器系疾患。食道異物は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
ウサギにおける外傷性の消化器系疾患。食道異物は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
診断
食道異物(ウサギ)の診断は臨床徴候、詳細な病歴、身体検査に基づく。推奨される検査: X線検査 (Radiography), 身体検査 (Physical Examination), 全血球計算 (CBC), 超音波検査 (Ultrasonography)。ウサギにおける類似の臨床徴候を呈する他疾患との鑑別が必要である。
治療
食道異物(ウサギ)。★ウサギの食道異物は稀だが、嚥下困難+流涎で急性発症★。診断: 頸部~胸部X線(不透過性異物の確認)。造影CT/内視鏡。内視鏡的除去(第一選択): 全身麻酔下で口腔から内視鏡を挿入。 把持鉗子で異物を把持→口腔側に牽引除去。 ★食道壁の損傷評価(穿孔リスク)★。外科的介入(内視鏡不可時): 頸部食道切開 or 食道切開+縫合。術後管理: 輸液。疼痛管理: ブプレノルフィン 0.03-0.05 mg/kg SC q6-8h。 経管栄養(Critical Care)or 食道チューブ給餌。 抗菌薬: エンロフロキサシン 5-10 mg/kg PO q12h。 消化管運動促進薬で術後GI stasis予防。★ペニシリン系/セファロスポリン系経口は致死的禁忌★。予後: 早期除去で良好。食道穿孔/縦隔炎は予後不良。
予防
ウサギにおける食道異物の予防は栄養管理と環境管理が中心。バランスの取れた高品質食、急激な食事変更回避、食物アレルゲンの特定と除去食。草食動物(ウサギ・モルモット・チンチラ・デグー): 高繊維チモシー乾草を給与量の80%以上、ペレット過剰摂取回避、新鮮野菜の段階的導入。異物誤食予防(玩具・包装材・植物の管理)。定期的駆虫、ストレス管理、適切なワクチネーション。
予後
ウサギにおける食道異物の予後は原因病態・脱水と電解質異常の程度・治療開始時期により異なる。早期診断と病態に応じた適切な治療・モニタリングにより多くの症例で良好な経過が期待できるが、進行例・合併症を伴う例では予後が悪化しうる。
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