猫上室性頻拍
Feline Supraventricular Tachycardia / 猫上室性頻拍
概要
心室より上位から発生する異常に速い心拍リズムです。
主な症状
虚脱
不整脈
努力性呼吸
元気消失
衰弱
原因
猫における猫上室性頻拍の原因: 心室より上位から発生する異常に速い心拍リズムです。
病態生理
猫上室性頻拍は猫における循環器疾患である。心臓、大血管、または末梢血管系の構造的・機能的異常を伴う。心拍出量の低下、弁膜機能障害、調律異常により組織灌流が障害される。代償機構(神経ホルモン活性化、心室リモデリング)が一時的に機能を維持するが、進行性の心筋劣化を引き起こす。心不全、血栓塞栓症、突然死が進行期疾患の潜在的結果である。
治療
1) 急性期: ジルチアゼム0.25mg/kg IV(緩徐に2-3分かけて、反復可)。2) 慢性管理: ジルチアゼム1.5-2.5mg/kg PO q8hまたはアテノロール6.25-12.5mg/cat PO q12h(心拍数制御)。3) 血行動態不安定時: 電気的カーディオバージョン。4) 甲状腺機能亢進症の除外必須(T4測定)。5) 基礎心疾患(HCM等)の評価に心エコー。6) ジゴキシン0.005-0.01mg/kg PO q48h(難治例、猫では慎重投与、血中濃度モニタリング)。ECGとホルター心電図で治療効果を評価。
予防
猫上室性頻拍の予防: 定期的な健康診断。適切な栄養管理。ストレスの軽減。清潔な飼育環境の維持。異常の早期発見・早期受診。
予後
猫上室性頻拍の予後: 早期発見と適切な治療で多くの疾患は予後良好。慢性疾患は定期的モニタリングと治療調整で長期管理可能。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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