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猫 (Cat) 神経 中等度

猫聴覚性反射てんかん(FARS)

Feline Audiogenic Reflex Seizures (FARS) / 猫聴覚性反射てんかん(FARS)

概要

鋭い高周波音で誘発される加齢性てんかんで、高齢猫に多く見られます。

主な症状

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臨床徴候

猫聴覚性反射てんかん(FARS)の臨床徴候は罹患部位(前脳・脳幹・小脳・脊髄・末梢神経)により局在化所見を示す。前脳: 発作・行動変化・盲目・周徊・運動失調。脳幹: 脳神経障害・運動失調・意識障害。小脳: 企図振戦・低測定運動失調・広基歩行。脊髄: 四肢麻痺/対麻痺・排尿障害・反射異常(病変高位で異なる)。末梢神経: 筋萎縮・反射低下・遠位部優位の弛緩性麻痺。

原因

猫における猫聴覚性反射てんかん(FARS)の原因: 鋭い高周波音で誘発される加齢性てんかんで、高齢猫に多く見られます。

病態生理

猫聴覚性反射てんかん(FARS)は猫における神経疾患である。炎症、変性、圧迫、または血管障害による中枢・末梢神経系の損傷を伴う。解剖学的位置に応じて運動機能、感覚処理、自律神経調節、認知状態に影響を及ぼす。脱髄、軸索変性、ニューロン喪失は不可逆的な場合がある。浮腫や腫瘤性病変による頭蓋内圧亢進は脳幹ヘルニアを引き起こしうる。

診断

猫聴覚性反射てんかん(FARS)の診断は、特定の高周波音(鍵の音、アルミホイル、食器の接触音、キーボード打鍵音等)への曝露直後に発作が誘発されるという特徴的な病歴に基づく。発作型はミオクロニー発作(最も多い)から全般性強直間代発作まで様々である。典型的には高齢猫(15歳以上)に発症する。脳波検査(EEG)で聴覚刺激に対する異常放電を確認できるが実施困難な場合が多い。MRIで構造的脳病変を除外する。BAER検査で聴覚閾値の上昇(老齢性難聴)を確認する。血液検査で代謝性疾患・甲状腺機能亢進症を除外する。発作日誌で音刺激と発作の時間的関連を記録させる。

治療

1) 第一選択: レベチラセタム20-30mg/kg PO q8h(FARSに最も有効な抗てんかん薬、発作頻度を有意に減少)。2) 音響トリガーの回避: 金属音(スプーン、鍵)、ビニール袋、アルミホイル、高音の電子音等を環境から排除または軽減。3) フェノバルビタール2-3mg/kg PO q12h(追加治療として、血中濃度モニタリング)。4) 急性重積発作時: ジアゼパム0.5mg/kg IV/直腸内。5) 環境改善: カーペット敷き(音の減衰)、食器をプラスチック/シリコン製に変更。6) 高齢猫に多い疾患であり、腎機能に応じたレベチラセタム用量調整。聴力検査(BAER)で聴覚評価。

予防

猫聴覚性反射てんかん(FARS)の予防: 安全な飼育環境。頭部外傷の予防。定期的な神経学的評価。基礎疾患の管理。

予後

猫聴覚性反射てんかん(FARS)の予後: 原因により予後が大きく異なる。炎症性疾患は治療に反応する場合がある。変性性疾患は進行性で予後要注意〜不良。

関連する薬品

💊 フェノバルビタール

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