← トップへ戻る

💊 アンピシリン

Ampicillin / アンピシリン

作用機序

アミノペニシリン。ペニシリンGより広いスペクトルで一部のグラム陰性菌にも有効。

Aminopenicillin; broader spectrum than penicillin G, includes some gram-negatives.

動物種別 投与量

動物種安全性用量備考

Dog
✓ 可 10-20 mg/kg 静注/筋注/皮下 6-8時間毎 経口吸収が不良のため非経口が好ましい

Cat
✓ 可 10-20 mg/kg 静注/筋注/皮下 6-8時間毎 犬と同様

Horse
✓ 可 10-20 mg/kg 静注/筋注 6-8時間毎 馬では経口吸収されない
うさぎ
Rabbit
✓ 可 15-30 mg/kg 皮下/静注 8-12時間毎(注射剤のみ) 経口アンピシリンはウサギに絶対禁忌(致死的腸内細菌叢異常)。注射剤のみ
ハムスター
Hamster
✕ 禁忌 使用不可 【禁忌】致死的な腸炎を引き起こす
モルモット
Guinea Pig
✕ 禁忌 使用不可 【禁忌】経口投与不可
チンチラ
Chinchilla
✕ 禁忌 使用不可 【禁忌】経口ベータラクタム系は致死的な腸内細菌叢破壊を引き起こす。注射剤も推奨しない。
フェレット
Ferret
✓ 可 10-20 mg/kg 皮下/筋注/静注 8-12時間毎 広域スペクトル。重症感染には注射剤
フクロモモンガ
Sugar Glider
✕ 禁忌 使用不可 (小型哺乳類データから推定) 【禁忌】致死的な腸炎を引き起こす
デグー
Degu
✕ 禁忌 使用不可 (小型げっ歯類データから推定) 【禁忌】致死的な腸炎を引き起こす

Bird
✓ 可 100-200 mg/kg 筋注 8-12時間毎 鳥類の代謝が速いため高用量が必要
インコ
Parakeet
✓ 可 100-200 mg/kg 筋注 8-12時間毎 (鳥類データから推定) 鳥類の代謝が速いため高用量が必要
オウム
Parrot
✓ 可 100-200 mg/kg 筋注 8-12時間毎 (鳥類データから推定) 鳥類の代謝が速いため高用量が必要

主な副作用

  • ⚠️ 消化器症状
  • ⚠️ アレルギー反応
  • ⚠️ 下痢

禁忌・注意

🚫 ペニシリン過敏症。ハムスター・モルモットへの経口投与。

薬物相互作用

併用薬影響
aminoglycosides抗菌作用の相乗効果だが同一シリンジで混合不可(失活)
allopurinol皮疹リスク増加

この薬が使われる疾患

抗菌薬・抗生物質の他の薬品

薬品辞典トップへ →

VetDictで鑑別診断・薬用量を確認する

薬品辞典を開く
※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。