蟯虫感染症
Oxyurid (Pinworm) Infection / 蟯虫感染症
概要
蟯虫感染で、草食性爬虫類に多いが通常は低病原性。
主な症状
anorexia
cloacal irritation
diarrhea
weight loss
原因
蟯虫科線虫(蟯虫)による感染。飼育下の草食性爬虫類、特にリクガメとイグアナで極めて一般的。糞口伝播の直接生活環。虫卵は直ちに感染性で環境中に耐性。
病態生理
成虫蟯虫は結腸と盲腸に生息し細菌と植物材料を摂食する。軽度感染は良好に耐容され共生的でありうる。重度寄生は結腸炎症、粘液性下痢、体重減少、いきみによる直腸脱出を引き起こす。蟯虫は一般的に病原性が低いと考えられる。
治療
フェンベンダゾール50-100 mg/kg PO、2週間後に反復(第一選択)。オキシフェンダゾール68 mg/kg PO 単回投与。環境清掃が不可欠:全ての床材除去、消毒剤でケージ清掃、床材交換。4週間後に糞便再検査。
予防
定期的な糞便検査。糞便の速やかな除去。定期的な環境消毒。新規動物の検疫。草食種の低レベル感染は正常でありうることの受容。
予後
極めて良好。蟯虫は容易に治療される。徹底的な環境除染なしの飼育環境では再感染が一般的。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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