ウサギ乳頭腫症(Rabbit)
Rabbit Papillomatosis / ウサギ乳頭腫症(Rabbit)
概要
ウサギにおけるウイルス性の皮膚疾患。ウサギ乳頭腫症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
急性腹痛
食欲不振
運動不耐性
無気力
正常な行動
赤色尿
突然死
衰弱
原因
ウサギパピローマウイルス。自然感染は主にワタオウサギ。飼いウサギでは稀。
病態生理
ウサギパピローマウイルスの皮膚感染→角質化乳頭腫。口腔型と皮膚型。Shope fibroma virusとは異なる。
治療
可能であれば外科的完全切除が第一選択。切除不能な場合は減量手術。病理組織検査で確定診断。メロキシカム0.3-0.5 mg/kg PO/SC q24hで疼痛管理。輸液(生理食塩水/乳酸リンゲル100 mL/kg/日SC/IV)と強制給餌(クリティカルケアファイン)、干し草の自由摂取による支持療法。再発のモニタリング。
予防
感染ウサギとの接触回避。多くは自然退縮。
予後
予後は腫瘍の種類、組織学的悪性度、臨床ステージ、転移の有無、治療への反応性により大きく異なる。良性腫瘍は完全切除により治癒が期待できるが、悪性腫瘍では早期発見・早期介入が生存期間を有意に延長させる。不完全切除例や高悪性度腫瘍では再発・転移のリスクが高く、定期的な経過観察と追加治療の検討が必要である。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
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