増殖性腸症(ローソニア)(ウサギ)
概要
ウサギにおける細菌性の消化器系疾患。増殖性腸症(ローソニア)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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原因
ウサギにおける細菌性の消化器系疾患。増殖性腸症(ローソニア)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
ウサギにおける細菌性の消化器系疾患。増殖性腸症(ローソニア)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
【増殖性腸症(Lawsonia intracellularis)】■薬物療法: クロラムフェニコール 50 mg/kg PO q12h × 14-21日(第一選択)。メトロニダゾール 20 mg/kg PO q12h × 14日(併用)。エンロフロキサシン 10 mg/kg PO/SC q12h(代替薬)。■支持療法: 積極的輸液(等張晶質液 SC/IV)、強制給餌(高繊維流動食)、ビタミンB12補給(吸収障害時)。■環境管理: ケージ消毒(次亜塩素酸Na)、ストレス軽減。■予後: 早期治療で良好。重症の腸管肥厚・腸閉塞は予後不良。■⚠ペニシリン系経口投与禁忌。(Quesenberry & Carpenter 2020, Harkness & Wagner 2010)
予防
ウサギにおける増殖性腸症(ローソニア)の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
ウサギにおける増殖性腸症(ローソニア)の予後は病原体の毒力・宿主免疫状態・治療開始時期・基礎疾患の有無により大きく異なる。早期診断と適切な抗病原体療法・支持療法により多くの感染症は良好な予後となる。宿主の免疫抑制・若齢・高齢・多臓器不全併発例は予後不良となりうる。再発・慢性化・薬剤耐性発現も予後に影響する重要因子である。
関連する薬品
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