ウマバエ幼虫症(ウサギ)
概要
ウサギにおける寄生虫性の皮膚疾患。ウマバエ幼虫症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
※ 症状をクリックすると、その症状を示すうさぎの他の疾患を確認できます
原因
ウサギにおける寄生虫性の皮膚疾患。ウマバエ幼虫症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
ウサギにおける寄生虫性の皮膚疾患。ウマバエ幼虫症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
【ウマバエ幼虫症(Cuterebra)】■外科的除去: 呼吸孔を拡大し、幼虫を鉗子でゆっくり完全に摘出(破裂回避→アナフィラキシーリスク)。生理食塩水で洗浄。■術後管理: 創部をクロルヘキシジン0.05%で洗浄 q12h。メロキシカム 0.3-0.5 mg/kg PO/SC q24h(疼痛管理)。■抗菌薬: エンロフロキサシン 10 mg/kg PO/SC q12h × 7-10日(二次感染予防)。■支持療法: 輸液補正、強制給餌(食欲低下時)。■脳移行例: 重篤な神経症状→予後不良。フェンベンダゾール 20 mg/kg PO q24h × 5日+デキサメタゾン 0.5 mg/kg IV(炎症抑制)。■予後: 皮膚型は良好。脳移行型は予後不良〜絶望的。■⚠ペニシリン系経口投与禁忌。(Quesenberry & Carpenter 2020)
予防
ウサギにおけるウマバエ幼虫症の予防は定期的駆虫・媒介動物制御・環境衛生の3本柱。消化管寄生虫: 子犬子猫は2-4週齢から繰返し駆虫、成獣は便検査結果に基づく定期投与。心血管寄生虫(フィラリア): 流行地での年間予防投与(イベルメクチン・ミルベマイシン等)。外部寄生虫: 月1回の外部寄生虫予防薬投与、環境清掃。散歩後のダニチェック、媒介動物(ダニ・蚊・ノミ)の生息環境改善も重要。
予後
ウサギにおけるウマバエ幼虫症の予後は寄生虫種・寄生数・宿主免疫状態・治療反応性により異なる。早期発見と適切な駆虫薬投与により多くの寄生虫症は良好な予後だが、重度感染・心血管寄生虫・血液寄生虫では治療反応が遅延する。再感染予防のための環境管理・媒介動物制御の継続が長期予後を左右する。免疫不全状態では治療抵抗性となるため、基礎疾患管理も並行する。
関連する薬品
※ 薬品名をクリックすると詳細な投与量・副作用情報を確認できます
その他の他の疾患(うさぎ)
VetDictでうさぎの鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う関連する疾患
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。