マイコバクテリウム症(ウサギ)
概要
ウサギにおける細菌性の呼吸器系疾患。マイコバクテリウム症は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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原因
MAC/M. bovis。汚染環境・乳製品。人獣共通リスク。
病態生理
M. avium/M. bovisの感染→肉芽腫形成(肺・腸管・肝臓)→慢性消耗。
治療
ウサギマイコバクテリウム症: 主にM. avium complex(免疫不全個体で発症)。① 治療プロトコル: リファンピシン 10-20 mg/kg PO q24h + クラリスロマイシン 15-25 mg/kg PO q12h + エンロフロキサシン 5-10 mg/kg PO q24h、6-12ヶ月。② 多くの症例で完全治癒困難。重症例・人獣共通リスクは安楽死を検討。③ 月1回のCBC・肝酵素モニタ。⚠⚠ 人獣共通感染症: M. tuberculosis complex (M. bovis)、M. avium complex は免疫不全者に 重大リスク。診断確定時は公衆衛生当局への報告と家族の医療相談を強く推奨。支持療法(小型哺乳類): 等張輸液 80-100 mL/kg/日 SC/IV、保温(26-28℃)、シリンジ給餌(Critical Care/Recovery 50-90 mL/kg/日を3-4回分割)、メロキシカム 0.5-1.0 mg/kg PO q12-24h で疼痛・炎症管理。 ペニシリン系・セファロスポリン系の経口投与は腸内細菌叢を破壊し致死的になるため禁忌。
予防
環境衛生。感染ウサギの安楽死が推奨。
予後
ウサギにおけるマイコバクテリウム症の予後は病原体の毒力・宿主免疫状態・治療開始時期・基礎疾患の有無により大きく異なる。早期診断と適切な抗病原体療法・支持療法により多くの感染症は良好な予後となる。宿主の免疫抑制・若齢・高齢・多臓器不全併発例は予後不良となりうる。再発・慢性化・薬剤耐性発現も予後に影響する重要因子である。
関連する薬品
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