コクシジウム症
概要
イソスポラ属またはアイメリア属原虫による腸管感染症で、血便と体重減少を引き起こす。
主な症状
原因
消化器系組織に感染する寄生虫が原因。感染期(卵・オーシスト・幼虫)の経口摂取・直接接触・ベクター・経皮侵入で伝播。不衛生・屋外曝露・免疫抑制・ストレスが素因。その他エキゾチックの食性が特定の寄生虫生活環への曝露を増加させうる。
病態生理
寄生虫は経口摂取・皮膚穿通・ベクター媒介によりその他エキゾチックの消化器系組織に感染を確立する。寄生体は直接的な機械的損傷・栄養競合・免疫病理学的反応を通じて宿主組織を損傷する。寄生体段階の周囲に好酸球性・肉芽腫性炎症が発生する。慢性感染は組織線維化と臓器機能障害に至る。
治療
トルトラズリル7 mg/kg PO q24h 2日間投与、14日後に再投与(第一選択)。代替: トリメトプリム・スルファメトキサゾール30 mg/kg PO q12h 5-7日間、またはアンプロリウム30 mg/kg PO q24h 5日間。支持療法: 加温皮下輸液(50-100 mL/kg/日)、保温(28-30°C)、食欲不振時はそ嚢チューブ給餌。10%アンモニア溶液でオーシスト環境消毒、ケージ清掃・床材交換。駆虫後プロバイオティクス補充。治療後2週・4週に糞便浮遊法で効果確認。感染鳥は隔離し群内伝播を防止。
予防
予防には適切な飼育管理(適切な食事・清潔な環境・最適な温湿度);定期的な獣医師の健康診断;新規動物の検疫;ストレス軽減;種特異的予防措置が含まれる
予後
適切な駆虫薬治療で予後は一般的に良好。重度感染や免疫不全その他エキゾチックでは予後不良となりうる。環境消毒と再感染予防が長期的な予後改善に重要。定期的な糞便検査と予防的駆虫が推奨される。
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