セキセイインコヘルペスウイルス(インコ)
概要
インコにおけるウイルス性の多臓器/全身疾患。セキセイインコヘルペスウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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原因
インコにおけるウイルス性の多臓器/全身疾患。セキセイインコヘルペスウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
インコにおけるウイルス性の多臓器/全身疾患。セキセイインコヘルペスウイルスは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
セキセイインコのヘルペスウイルス感染症(Budgerigar herpesvirus, BHV)。パケコ病関連(PsHV-1とは異なる株 — BHV固有)。■臨床症状: 肝壊死(急性死)、口内炎、結膜炎。 幼鳥で致死率が高い。成鳥は不顕性キャリア。■治療: アシクロビル 80 mg/kg PO q8h × 7-14日(有効性報告あり)。 保温28-30℃。輸液SC/IO。 肝保護: シリマリン 50-100 mg/kg PO q24h。 二次感染: エンロフロキサシン 15 mg/kg PO q12h。強制給餌。■感染管理: 潜伏感染→終生キャリア。ストレス時再活性化。隔離。■予後: 急性肝壊死型→不良。粘膜限局型→管理可能。参考文献: Ritchie BW et al. (1994); Speer BL (2016).
予防
インコにおけるセキセイインコヘルペスウイルスの予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
急性肝壊死型は予後きわめて不良(致死率>80%)。特異的治療なし。支持療法(保温、輸液、肝保護)が中心。繁殖施設でのバイオセキュリティ(新規鳥の検疫+PCR)が導入予防に重要。PsHV-1(乳頭腫型)との鑑別が臨床的に重要 (Tomaszewski EK et al. Avian Dis 2001;45:857-868)。
関連する薬品
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