猫アナプラズマ感染症
概要
ダニ媒介性リケッチア感染で、発熱、関節痛、血小板減少を引き起こします。
主な症状
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臨床徴候
猫アナプラズマ感染症の臨床徴候は感染部位と病原体特性により多様だが、共通所見として発熱・元気消失・食欲不振・体重減少が認められる。局所感染では発赤・腫脹・疼痛・排膿を、全身感染では脱水・敗血症・多臓器不全に進展しうる。幼若・高齢・免疫抑制状態は重症化リスクが高く、早期介入が予後改善に直結する。
原因
猫における猫アナプラズマ感染症の原因: ダニ媒介性リケッチア感染で、発熱、関節痛、血小板減少を引き起こします。
病態生理
猫アナプラズマ感染症は猫における寄生虫疾患である。寄生虫は経口摂取、経皮的侵入、またはベクター媒介伝播を通じて感染を確立する。抗原変異、免疫調節、細胞内隔離により宿主の免疫防御を回避しながら、宿主の栄養と資源を利用して増殖する。組織損傷は寄生虫の直接的な摂食、機械的破壊、有毒代謝副産物、宿主の炎症・免疫応答に起因する。重度の寄生虫感染は貧血、栄養失調、臓器機能障害、二次感染を引き起こしうる。
診断
発熱・食欲不振・関節痛・跛行を呈する。マダニ曝露歴を確認。CBC血小板減少、好中球減少を認める。血液塗抹で好中球内のAnaplasma phagocytophilum桑実胚様封入体(morulae)を検索(感度低い)。PCR検査で確定。血清抗体検査(IFA/ELISA)は急性期には陰性のことがある(ペア血清で4倍以上の上昇で確定)。肝酵素上昇を伴うことがある。エーリキア症、バベシア症、ヘモプラズマ症との鑑別が必要。
治療
猫における猫アナプラズマ感染症の治療には、同定された寄生虫に応じた適切な駆虫薬が必要である。一部の駆虫薬は特定の種に有毒であるため、種に適した用量設定が重要である。全てのライフステージを排除するため複数回投与が必要な場合がある。環境消毒と接触動物の治療で再感染を防止する。貧血、脱水、栄養失調などの二次的合併症に対する支持療法を行う。
予防
猫アナプラズマ感染症の予防には定期的な予防駆虫、環境衛生と糞便除去、新規動物の隔離・検査、ベクター防除、中間宿主や汚染環境への曝露回避が含まれる。
予後
猫アナプラズマ感染症の予後: 適切な抗菌薬療法で多くが治癒可能。慢性・深在性感染は長期治療が必要。敗血症は予後要注意。
関連する薬品
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