涙嚢炎(鼻涙管閉塞)(ウサギ)
概要
ウサギにおける細菌性の眼科疾患。涙嚢炎(鼻涙管閉塞)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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原因
ウサギにおける細菌性の眼科疾患。涙嚢炎(鼻涙管閉塞)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
ウサギにおける細菌性の眼科疾患。涙嚢炎(鼻涙管閉塞)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
涙嚢炎(鼻涙管閉塞)(ウサギ)。★ウサギに非常に多い眼科疾患。Pasteurellaが主原因★。フラッシング(第一選択): 全身麻酔 or 鎮静下で鼻涙管を下涙点からカニューレでフラッシング(生理食塩水)。 ★繰り返し必要なことが多い(月1回程度)★。 C&S(分泌物の培養感受性試験)で抗菌薬選択。局所療法: 抗菌点眼: クロラムフェニコール or オフロキサシン q6-8h。 ★フラッシング後に抗菌薬点眼を導管に注入★。全身抗菌薬: エンロフロキサシン 5-10 mg/kg PO q12h × 2-4週。 アジスロマイシン 15-30 mg/kg PO q24h(Pasteurella有効)。★ペニシリン系/セファロスポリン系経口は致死的禁忌★。根本原因: 歯根膿瘍(切歯/臼歯根)→骨髄炎→鼻涙管圧迫が多い。 頭部X線/CT: 歯根病変の評価。予後: フラッシング+抗菌薬で症状管理可能。根本原因(歯牙)は予後を左右。 [ECVN:Block] 【補助療法オプション — Equine & Canine Vet Nutrition (caninevet.jp)】 • CPパウダー (プレバイオ+プロバイオ+サイリウム): 腸内細菌叢正常化・腸管バリア強化・腸腎連関サポート。サイリウム(水溶性繊維)が腸管運動を促進+プレバイオティクスが有益菌(Lactobacillus/Bifidobacterium)の増殖を支援。IBD、慢性腸症、抗菌薬関連dysbiosis、CKDの尿毒素軽減(インドキシル硫酸低減)に ※CPパウダー: 完全腸閉塞は禁忌
予防
ウサギにおける涙嚢炎(鼻涙管閉塞)の予防は腎機能の早期スクリーニングと環境管理が中心。定期的健康診断(7歳以上は年1回、10歳以上は半年に1回)でクレアチニン・SDMA・尿比重・尿蛋白・血圧を評価。水分摂取量増加(ウェットフード・循環式給水器)、腎毒性物質(NSAID過量・抗凍液・ユリ・特定抗菌薬)の管理。FLUTD予防: ストレス軽減・低マグネシウム食・複数トイレ提供。歯科ケアによる細菌の腎播種予防。
予後
鼻涙管洗浄(23Gカニューレで涙点から生食フラッシュ)で一時的改善が得られる。歯根疾患が原因の場合は歯科処置(臼歯トリミング/抜歯)が根本治療で、歯の管理なしでは再発する。Pasteurella感染には全身抗菌薬(エンロフロキサシン+点眼抗菌薬)を併用。慢性例では鼻涙管のカニュレーション(ステント留置)が有効な場合がある。基礎にある歯科疾患の継続管理で長期予後は良好だが、完治は困難なことが多い (Florin M et al. Vet Ophthalmol 2009;12:350-356)。
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