マイコバクテリウム症(鳥結核)(Parakeet)
概要
インコにおける細菌性の多臓器/全身疾患。マイコバクテリウム症(鳥結核)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
原因
インコにおける細菌性の多臓器/全身疾患。マイコバクテリウム症(鳥結核)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
インコにおける細菌性の多臓器/全身疾患。マイコバクテリウム症(鳥結核)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
【マイコバクテリア症】 ■ 病態: 抗酸菌(M. avium complex, M. bovis, M. tuberculosis, M. genavense等)による慢性肉芽腫性感染。鳥類ではM. aviumが最多(鳥型結核)。 ■ 症状: 慢性体重減少、下痢、肝脾腫、皮膚結節、呼吸器症状。鳥: 進行性削痩・下痢("going light")。 ■ 診断: 抗酸菌染色(チール・ニールセン)。培養(特殊培地、4-12週)。PCR。組織病理(肉芽腫性炎症)。 ■ 治療: ★人獣共通感染症のため治療 vs 安楽死の検討が必要。治療する場合: アジスロマイシン 10-15 mg/kg PO SID + リファンピシン 10-15 mg/kg PO SID + エタンブトール 15-25 mg/kg PO SID の3剤併用 × 6-12ヶ月以上。 ■ 鳥類特記: 鳥型結核は治療反応が不良。環境中への排菌による同居鳥・人への感染リスク。安楽死が推奨されることが多い。 ■ 感染管理: 手袋・マスク着用。ケージの消毒(10%漂白剤)。免疫不全者への暴露回避。 ■ 予後: 慎重〜不良。完全治癒は稀。
予防
適切なワクチネーションプログラムの実施、衛生的な飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間の設定が基本的予防策である。過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力の維持、ストレス軽減も重要である。感染動物との接触を避け、汚染された器具や環境の消毒を徹底する。定期的な健康診断による早期発見と早期治療が蔓延防止に不可欠である。
予後
予後は病原体の種類、感染の重症度、宿主の免疫状態、治療開始の時期に大きく依存する。早期に適切な抗微生物療法が開始されれば多くの感染症で良好な転帰が期待できる。免疫抑制状態の動物や重度の敗血症を呈する症例では予後不良となりうる。慢性感染では完治が困難な場合があり、長期的な管理と再発防止策が必要となる。
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