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インコ (Parakeet) 呼吸器 中等度

気管ダニ(インコ)

Tracheal Mite (Sternostoma) / 気管ダニ(インコ)

概要

インコにおける寄生虫性の呼吸器系疾患。気管ダニは適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。

主な症状

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原因

S. tracheacolum。感染鳥との接触。直接伝播。

病態生理

Sternostoma tracheacolum(気管ダニ)の気管・気嚢内寄生→気管の炎症→呼吸困難・声の変化・開口呼吸。カナリア・フィンチに好発。

治療

【インコにおける気管ダニ(インコ)】 気管ダニ(インコ)は糞便PCR/直接鏡検/フローテーション法で原因虫種を特定してから駆虫薬を選択する。 Coccidia: トルトラズリル 20-30 mg/kg PO single または 2連続日。 Nematodes: フェンベンダゾール 20-50 mg/kg PO q24h × 3-5日。 Cestodes / Trematodes: プラジカンテル 5-10 mg/kg PO/SC 1回(必要に応じ2週後反復)。 Ectoparasites: イベルメクチン 0.2-0.4 mg/kg SC(適応外注意、Collie系・チンチラ・ウサギは禁忌or慎重)。 全ライフサイクルカバーのため2-3週後反復投与+環境消毒(蒸気洗浄、寝床完全交換)。 具体的な薬剤目安: Ivermectin 0.2-0.4 mg/kg SC、enrofloxacin 10-15 mg/kg PO、meloxicam 0.5 mg/kg PO。 支持療法(鳥類): 保温28-30℃(重症は30-32℃)、皮下/骨内輸液 50-100 mL/kg/日 (温乳酸リンゲルまたはノルモソルR)、強制給餌(Emeraid Omnivore/Carnivoreなど 20-30 mL/kg q4-6h)、酸素分圧40%以下を維持しつつ呼吸補助。 【鑑別と経過観察】類似症候を呈する疾患の除外と、治療4-8週後の再評価が予後改善の鍵。重症度・併発症によってはインコの専門医紹介を考慮する。

予防

イベルメクチン(0.2mg/kg、2週間隔で2〜3回)。感染鳥の隔離。

予後

インコにおける気管ダニの予後は寄生虫種・寄生数・宿主免疫状態・治療反応性により異なる。早期発見と適切な駆虫薬投与により多くの寄生虫症は良好な予後だが、重度感染・心血管寄生虫・血液寄生虫では治療反応が遅延する。再感染予防のための環境管理・媒介動物制御の継続が長期予後を左右する。免疫不全状態では治療抵抗性となるため、基礎疾患管理も並行する。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン 💊 イベルメクチン 💊 フェンベンダゾール 💊 プラジカンテル 💊 モキシデクチン 💊 トルトラズリル 💊 メロキシカム 💊 イミダクロプリド 💊 セラメクチン(レボリューション)

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