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犬 (Dog) 軽度

乾性角結膜炎(ドライアイ)

Keratoconjunctivitis Sicca (Dry Eye) / 乾性角結膜炎(ドライアイ)

概要

涙液分泌不足による慢性的な眼の刺激・分泌物・角膜障害のリスクがあります。

主な症状

eye discharge eye redness squinting

原因

Dogにおける乾性角結膜炎(ドライアイ)の原因: 涙液分泌不足による慢性的な眼の刺激・分泌物・角膜障害のリスクがあります。

病態生理

乾性角結膜炎(ドライアイ)はDogにおける外傷性・機械的疾患である。罹患組織の構造的耐性を超える外部機械的力により組織損傷が生じる。損傷は出血、浮腫、疼痛を伴う急性炎症カスケードを惹起する。重症度に応じて、血管供給の途絶による虚血、環境微生物による汚染、進行性の組織壊死が生じうる。治癒過程は止血、炎症、増殖、リモデリングの各段階を経る。

治療

免疫介在性が最多。シクロスポリン0.2%点眼(オプティミューン q12h)が第一選択で涙液分泌を回復。タクロリムス0.03%点眼(q12h)はシクロスポリン不応例に(より強力な免疫抑制)。人工涙液(ヒアルロン酸含有 q2-6h)で角膜保護。感染合併時は抗菌点眼(オフロキサシン)。角膜潰瘍合併時の管理。STT(シルマー涙液試験)<15 mm/min で疑い、<10 mm/min で確定。治療反応は2-4週で評価。涙腺は回復可能だが生涯治療が多い。好発:コッカースパニエル、ブルドッグ、シーズー、ウェスティ。耳下腺管移植術(parotid duct transposition)は薬物不応例の外科的選択。

予防

乾性角結膜炎(ドライアイ)の予防には安全で種に適した飼育環境の整備、鋭利物・危険物の除去、適切な取り扱い技術、他の動物との接触時の監視、温度管理、落下防止策が含まれる。

予後

Keratoconjunctivitis Sicca (Dry Eye)の予後は、早期治療と適切な管理により良好です。ほとんどの動物は回復します。

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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
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