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犬 (Dog) 軽度

椎間板ヘルニア(IVDD)

Intervertebral Disc Disease (IVDD) / 椎間板ヘルニア(IVDD)

概要

椎間板の変性・脱出による脊髄圧迫。Hansen I型(急性、軟骨異栄養性犬種)とHansen II型(慢性、大型犬)に分類。ダックスフント(発生率10〜25倍)、コーギー、ビーグル、フレンチブルドッグ、ペキニーズに好発。

主な症状

anxiety limping fl limping fr limping rl limping rr pain on touch reluctance move stiffness

原因

軟骨異栄養性犬種の遺伝的素因(Hansen I型)。加齢性変性(Hansen II型)。肥満、階段昇降、ジャンプ等の物理的負荷が誘発因子。

病態生理

Hansen I型:髄核の軟骨様変性→急性に線維輪を破って脊柱管内へ脱出→脊髄の急性圧迫・挫傷。Hansen II型:線維輪の慢性変性・膨隆→脊髄の緩徐な圧迫。胸腰部(T11〜L3)が最好発部位。脊髄圧迫の程度によりGrade I(疼痛のみ)〜Grade V(深部痛覚消失+麻痺)に分類。

治療

Grade I〜II(疼痛・歩行可能):ケージレスト4〜6週間、NSAIDs、ガバペンチン、筋弛緩薬。Grade III〜V(麻痺・深部痛覚消失):緊急外科手術(片側椎弓切除術/腹側減圧術)→術後リハビリテーション(水中トレッドミル、理学療法)。Grade V(深部痛覚消失48時間以上):手術の成功率は低い(<5%)。

予防

体重管理(最重要)、階段やジャンプの制限(スロープ使用)、適度な運動による背筋強化。軟骨異栄養性犬種の飼い主への啓蒙。

予後

Grade I〜III:保存療法で80〜90%が改善。外科手術で95%以上。Grade IV:外科手術で85〜90%。Grade V(深部痛覚消失<48h):約60%。Grade V(>48h):予後不良(<5%)。再発率は保存療法で30〜50%。

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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
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