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犬 (Dog) 神経 軽度

頸椎脊椎脊髄症(椎間板関連型)

Cervical Spondylomyelopathy (Wobbler - Disc Associated) / 頸椎脊椎脊髄症(椎間板関連型)

概要

椎間板関連型のウォブラー症候群で脊髄圧迫を引き起こし、大型犬に多く見られます。

主な症状

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臨床徴候

犬における頸椎脊椎脊髄症(椎間板関連型)の臨床徴候は罹患部位(前脳・脳幹・小脳・脊髄・末梢神経)により局在化所見を示す。前脳: 発作・行動変化・盲目・周徊・運動失調。脳幹: 脳神経障害・運動失調・意識障害。小脳: 企図振戦・低測定運動失調・広基歩行。脊髄: 四肢麻痺/対麻痺・排尿障害・反射異常(病変高位で異なる)。末梢神経: 筋萎縮・反射低下・遠位部優位の弛緩性麻痺。

原因

椎間板変性→椎間板突出→頸髄の腹側圧迫。ドーベルマン(最も好発、約50%に何らかの頸椎異常)。中高齢犬(6〜9歳)。多部位病変が多い。

病態生理

頸椎椎間板の変性→腹側からの脊髄圧迫→頸部脊髄症→後肢の運動失調(wobbling gait)+前肢の短歩様歩行。椎間板関連型はドーベルマン(C5-C7、中高齢犬)に好発。骨関連型はグレートデーン(C3-C5、若齢犬)に好発。MRIで確定診断。

診断

MRIで頸部椎間板の突出/脱出と脊髄圧迫を確認。T2高信号の脊髄病変(脊髄浮腫/軟化)。頸部X線で椎間板腔の狭小化、椎体の変形を確認。ストレスビュー(屈曲/伸展)で動的圧迫。脊髄造影+CT myelographyで圧迫部位の三次元評価。CSF検査で感染・炎症を除外。ドーベルマン、グレート・デーン等の大型犬。後肢不全麻痺+頸部疼痛。保存療法or外科的減圧固定。

治療

【椎間板関連型ウォブラー症候群の治療】■好発犬種: ドーベルマン(中高齢)。ベルナーゼンネンフント。■診断: MRI(椎間板突出による脊髄圧迫)。CT。脊髄造影。■治療: 保存療法: プレドニゾロン 0.5-1.0 mg/kg(急性期)。ガバペンチン 5-10 mg/kg PO q8-12h。運動制限。ハーネス。外科: 腹側減圧術(ventral slot)。椎間板置換+固定(ディストラクション-フュージョン)。■ドッグショーへの影響: ドーベルマンのショーラインで重要な遺伝的考慮。歩様審査への影響大。遺伝子検査による繁殖計画。■サプリメント: ω-3脂肪酸。CBDオイル 2 mg/kg PO q12h。■参考文献: da Costa 2010; De Decker 2012。■予後: 外科治療で80%改善。隣接椎体症候群(domino lesion)のリスク20-30%。

予防

確実な予防法はない。内科管理(ステロイド・運動制限・頸部固定)で安定化→改善しない場合は外科的減圧(ventral slot手術・人工椎間板)。

予後

犬における頸椎脊椎脊髄症(椎間板関連型)の予後は神経学的重症度により異なり、深部痛覚が温存されていれば外科的予後良好、消失例は予後不良。

関連する薬品

💊 ガバペンチン 💊 プレドニゾロン

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