大型無尾目肥満症候群
Cane Toad / Large Anuran Obesity Syndrome / 大型無尾目肥満症候群
概要
大型飼育無尾目(ツノガエル、アフリカウシガエル、ヒキガエル/ウデナガガエル)における慢性過食による肝リピドーシスとメタボリック症候群。ペットのツノガエル・ピクシーフロッグの早死に主要原因。
主な症状
anorexia
bloating
dyspnea
edema
lethargy
liver enlargement
obesity
reluctance to move
原因
小型飼育容器内の待ち伏せ型捕食者への高エネルギー餌(マウス、大型昆虫)の慢性過食。飼育下無尾目は野生個体よりはるかに少ないエネルギーを消費。肝臓への脂肪沈着が肝リピドーシスに至る。
病態生理
過剰カロリー摂取が肝臓(肝腫大)、腸間膜脂肪、皮下組織への大量脂肪沈着を引き起こす。肝リピドーシスがアルブミン合成を障害し、低アルブミン血症と二次的浮腫/腹水に至る。体腔内脂肪蓄積が肺を圧迫。
治療
漸進的カロリー制限(肥満カエルの完全絶食は禁忌—肝リピドーシス悪化リスク)。小型の餌を頻度を減らして給与(成体ツノガエル:適切なサイズのコオロギ1-2匹 10-14日毎)。活動を促進するため飼育容器を拡大。二次的浮腫に対し必要時フロセミドで治療。
予防
種の代謝率に基づく適切な給餌スケジュール。大型無尾目成体:7-14日毎の給餌。カエルの通常食としてマウスを回避。運動を促進するエンリッチメント付き大型飼育容器の提供。
予後
食事変更が早期に実施されれば予後はやや良好。進行した肝リピドーシスでは予後は慎重〜不良。適切な給餌による予防が最も重要な戦略。
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※ 本ページの情報は獣医学的参考資料であり、診断・治療の代替ではありません。実際の診療は必ず獣医師にご相談ください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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