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💊 パンクレリパーゼ(パンクレアチン/膵酵素製剤)

Pancrelipase (Pancreatic Enzyme, PERT) / パンクレリパーゼ(パンクレアチン/膵酵素製剤)

作用機序

ブタ膵由来のリパーゼ・プロテアーゼ・アミラーゼ混合物。膵外分泌不全(EPI)で欠落した膵外分泌を補充し、脂肪・蛋白・デンプンの管腔内消化を回復させる。犬猫では粉末(非腸溶)製剤が推奨され、食餌とともに十二指腸で作用する。

Porcine-derived mixture of lipase, protease and amylase that replaces the missing exocrine pancreatic secretion in EPI, restoring luminal digestion of fat, protein and starch. Powdered (non-enteric-coated) formulations are preferred in dogs and cats; activity begins in the duodenum alongside the meal.

動物種別 投与量

動物種安全性用量備考

Dog
✓ 可 粉末: 体重10 kgあたり小さじ1杯を毎食に混合(生涯継続)。便性状・体重増加をみて調整。代替として生膵臓 30-100 g/食も同等。食餌との事前インキュベーションは不要(German 2012)。 EPI(TLI <2.5 μg/L)の根本治療。コバラミン(B12)皮下補充を併用 — 欠乏は高頻度で治療反応を鈍らせる。高用量で口腔・歯肉出血の報告あり — 発現時は減量またはフードを湿らせる。ヒト用腸溶カプセルは犬では効果が不安定。

Cat
✓ 可 粉末: 小さじ1/2〜1杯を毎食に混合(生涯継続)、効果をみて調整。代替として生膵臓 30-60 g/食。 猫EPI(fTLI <8 μg/L)は見逃されやすい。コバラミン欠乏はほぼ必発 — B12 250 μg 皮下 週1回を併用(Steiner 2010)。慢性膵炎・IBD・胆管炎(三臓器炎)の併発を評価する。

主な副作用

  • ⚠️ 犬で高用量粉末による口腔・歯肉刺激/出血。プリン体豊富なため高尿酸尿。ブタ蛋白過敏(稀)

禁忌・注意

🚫 EPIでの重大な禁忌なし。膵外分泌不全の証明がない単純な膵炎には適応外。

この薬が使われる疾患

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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
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