💊 エリスロポエチン
Erythropoietin (EPO) / エリスロポエチン
作用機序
組換えヒト糖蛋白。骨髄での赤血球産生を刺激する。CKD貧血に。
Recombinant human glycoprotein; stimulates red blood cell production in bone marrow. For CKD anemia.
動物種別 投与量
| 動物種 | 安全性 | 用量 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 犬 Dog |
✓ 可 | 100 U/kg 皮下 週3回 PCV正常化まで、その後頻度減少 | CKD非再生性貧血に。25-40%が抗EPO抗体を産生→純赤芽球無形成症 |
| 猫 Cat |
✓ 可 | 100 U/kg 皮下 週3回 | 犬と同じ抗体リスク。ダルベポエチン(アラネスプ)が好ましい場合あり |
| 馬 Horse |
✕ 禁忌 | 使用不可 | ドーピング薬として使用される - 競技では禁止 |
| うさぎ Rabbit |
✓ 可 | 100 U/kg 皮下 週2-3回 | データ限定的 |
| フェレット Ferret |
✓ 可 | 50-150 U/kg 皮下 週2-3回 | CKD、エストロゲン誘発性再生不良性貧血に |
| 鳥 Bird |
✓ 可 | 十分に確立されていない | 鳥類のデータは限定的 |
| インコ Parakeet |
✓ 可 | 十分に確立されていない | (鳥類データから推定) 鳥類のデータは限定的 |
| オウム Parrot |
✓ 可 | 十分に確立されていない | (鳥類データから推定) 鳥類のデータは限定的 |
主な副作用
- ⚠️ 抗EPO抗体形成→純赤芽球無形成症
- ⚠️ 高血圧
- ⚠️ 痙攣
- ⚠️ 鉄欠乏
- ⚠️ 多血症
禁忌・注意
🚫 コントロールされていない高血圧。十分な鉄貯蔵が必要。
薬物相互作用
| 併用薬 | 影響 |
|---|---|
| ACE inhibitors | May blunt EPO response |
| Iron supplements | Required concurrent use for adequate response |
この薬が使われる疾患
再生不良性貧血(エストロゲン中毒) フェレット
骨髄抑制(エストロゲン性) フェレット
高エストロゲン血症性貧血 フェレット
アミロイドーシス(腎型) ハムスター
アミロイドーシス腎型 鳥
貧血 ハリネズミ
両側副腎疾患 フェレット
慢性腎不全 うさぎ
慢性腎不全 ハムスター
猫慢性腎臓病ステージIV(IRIS) 猫
猫骨髄異形成症候群 猫
猫赤芽球癆 猫
腎石灰沈着症 両生類
非再生性貧血 猫
多嚢胞性腎疾患 インコ
前立腺嚢胞(副腎関連) フェレット
前立腺疾患(副腎関連) フェレット
腎アミロイドーシス ハムスター
腎アミロイドーシス ハリネズミ
腎アミロイドーシス フクロモモンガ
腎結石 モルモット
腎疾患 オウム
腎疾患(エキゾチック哺乳類) その他エキゾチック
腎不全 ヘビ
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※ 本ページの用量・相互作用情報は獣医学的参考資料であり、処方の代替ではありません。投与前に必ず原典(Plumb's Veterinary Drug Handbook 等)および添付文書で再確認し、獣医師の判断のもとで使用してください。
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。
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