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爬虫類 (Reptile) 感染症 緊急

ラナウイルス感染症

Ranavirus Infection / ラナウイルス感染症

概要

カメ類やその他の爬虫類に全身性出血性疾患を引き起こすイリドウイルス科の病原体です。

主な症状

食欲不振 浮腫 無気力 皮膚出血 突然死

原因

ラナウイルス(イリドウイルス科)。カメ類、トカゲ、ヘビに影響。直接接触、汚染水、媒介物を介して伝播。両生類や魚類にも感染可能で、種間伝播が起こりうる。環境中で安定なウイルス。

病態生理

ラナウイルスは全身の内皮細胞感染を引き起こし、多臓器(肝臓、脾臓、腎臓、肺)の血管炎、出血、壊死に至る。組織全体に点状・斑状出血が発生。肝臓・脾臓の壊死が特徴的。急速な多臓器不全が急性死を引き起こしうる。

治療

特異的抗ウイルス治療はない。支持療法:積極的輸液、保温、栄養。二次感染の治療。臨床症状出現後の予後は通常不良。コレクション管理のため検疫と淘汰が必要な場合がある。

予防

PCR検査付きの新規動物の検疫。出所不明の両生類や魚類と爬虫類を混合しない。1%次亜塩素酸ナトリウムで消毒。必要に応じてアウトブレイクを獣医当局に報告。

予後

不良〜絶望的。急性感染はしばしば致死的。一部の種は部分的免疫を獲得しうる。生存動物は保菌者となる可能性がある。

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