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うさぎ (Rabbit) 感染症 重度

球後膿瘍

Retrobulbar Abscess / 球後膿瘍

概要

臼歯の歯根感染から波及することが多い眼球後方の膿瘍で、進行性の眼球突出を引き起こします。

主な症状

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原因

ウサギにおける球後膿瘍の原因: 臼歯の歯根感染から波及することが多い眼球後方の膿瘍で、進行性の眼球突出を引き起こします。

病態生理

細菌の増殖に対する好中球の集積と組織融解により、膿(壊死組織・生菌・白血球)が被膜に囲まれて貯留する。緊満・疼痛・発熱を生じ、破裂・排膿するか全身播種すると敗血症に至る。

治療

球後膿瘍の治療: CT検査が手術計画に必須 — 膿瘍範囲、歯根の関与、眼窩構造への影響を判定。眼球摘出がしばしば必要(膿瘍が球後腔を占め角膜露出/潰瘍がある場合、眼球温存不可能)。経眼瞼眼球摘出術: マットレス縫合で眼瞼を閉じ、眼球と眼窩内容物を摘出、膿瘍腔を造袋術で排液。別法として眼球温存を試みる場合は側方眼窩切開アプローチ。乾酪物質と壊死骨の積極的デブリードマン。罹患歯根を完全に抜歯(CTガイド下)。水酸化カルシウムまたは抗菌薬含浸PMMAビーズで腔内を充填。二次治癒のため創を開放し毎日洗浄。全身抗菌薬: プロカインペニシリンG 42,000-84,000 IU/kg SC q48h(第一選択 — 注射用ペニシリンはウサギに安全)+メトロニダゾール20 mg/kg PO q12h。期間: 最低6-8週間、しばしば12週間以上。培養(嫌気性菌が多い)。疼痛管理: メロキシカム0.5-1.0 mg/kg PO q24h(長期)+ブプレノルフィン0.01-0.05 mg/kg SC q8h(周術期)。高再発率(30-50%)。経口ペニシリン系は絶対禁忌。参考文献: Harcourt-Brown (2014); Capello (2006).

予防

球後膿瘍の予防には適切な衛生管理・消毒、利用可能なワクチン接種、創傷の迅速な処置、ストレス軽減、適切な換気、感染動物の隔離が含まれる。

予後

球後膿瘍の予後: 多くの皮膚疾患は適切な治療で予後良好。感染性疾患は抗菌薬/抗真菌薬で治癒可能。アレルギー性は長期管理が必要。

関連する薬品

💊 エンロフロキサシン 💊 メトロニダゾール 💊 ペニシリンG 💊 メロキシカム 💊 ブプレノルフィン 💊 クロルヘキシジン 💊 ロニダゾール 💊 クリティカルケア(オックスボウ)

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