膀胱スラッジ(高カルシウム尿症)(ウサギ)
概要
ウサギにおける代謝性の泌尿器系疾患。膀胱スラッジ(高カルシウム尿症)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
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臨床徴候
多尿・多飲、食欲低下、体重減少、嘔吐、脱水、尿毒症性口臭、口腔潰瘍、血尿、排尿困難、閉塞時の無尿。
原因
ウサギにおける代謝性の泌尿器系疾患。膀胱スラッジ(高カルシウム尿症)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
ウサギにおける代謝性の泌尿器系疾患。膀胱スラッジ(高カルシウム尿症)は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
診断
膀胱スラッジ(高カルシウム尿症)(ウサギ)の診断は臨床徴候、詳細な病歴、身体検査に基づく。推奨される検査: 血液生化学検査 (Blood Chemistry Panel: BUN/Creatinine), 尿検査 (Urinalysis), 超音波検査 (Ultrasonography), 全血球計算 (CBC)。ウサギにおける類似の臨床徴候を呈する他疾患との鑑別が必要である。
治療
【ウサギの膀胱スラッジ(高カルシウム尿症)】■病態: ウサギ特有のCa代謝—食餌中Ca全て吸収→腎排泄。高Ca食→膀胱内にCaスラッジ蓄積。アルファルファ・Ca過剰サプリが原因。■症状: 排尿困難、砂状白色尿、血尿、会陰部尿やけ。■治療: 膀胱洗浄(GA下、カテーテル+生理食塩水)。輸液(SC 100 mL/kg/日)→Ca希釈排泄促進。食餌改善: アルファルファ→チモシー変更。Ca制限(ケール・ブロッコリー減量)。鎮痛: メロキシカム 0.3-0.5 mg/kg PO q24h。運動促進(ケージ外自由運動)。■予後: 食餌改善→良好。結石化→外科。■参考文献: Harcourt-Brown 2002; Varga 2014; Quesenberry & Carpenter 2012
予防
ウサギにおける膀胱スラッジ(高カルシウム尿症)の予防は種特異的な栄養要求量に基づく適切な食事提供が基本。商業用総合栄養食の利用(AAFCO基準準拠)、手作り食の場合は獣医栄養学専門医による栄養設計、成長期・妊娠期・泌乳期の特殊要求対応。草食動物(モルモット)のビタミンC、爬虫類のカルシウム/UV-B、猫のタウリン、フェレットの動物性タンパク質など、種特異的要求の理解。サプリメント過剰摂取の回避(特に脂溶性ビタミン)。
予後
ウサギにおける膀胱スラッジ(高カルシウム尿症)の多くは原因栄養素不均衡の是正により良好予後。早期に適切な食事矯正とサプリメント補充開始で多くの臨床症状は可逆的。急性ビタミンC欠乏(モルモット壊血病)は補給開始後24-48時間で臨床改善開始。代謝性骨疾患(MBD): 早期介入で進行抑制可能だが、骨格異常の完全回復は困難。重度の慢性栄養失調による発達異常・臓器障害は不可逆的な場合あり。飼育者教育による再発防止が長期予後の鍵。
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