全身性細菌感染(インコ)
概要
インコにおける細菌性の多臓器/全身疾患。全身性細菌感染は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
主な症状
※ 症状をクリックすると、その症状を示すインコの他の疾患を確認できます
原因
インコにおける細菌性の多臓器/全身疾患。全身性細菌感染は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
病態生理
インコにおける細菌性の多臓器/全身疾患。全身性細菌感染は適切な診断と治療管理が重要である。早期発見と適切な介入が予後改善の鍵となる。
治療
【全身性細菌感染症/敗血症】 ■ 緊急処置: 積極的輸液(乳酸リンゲル液 IV/IO ボーラス 10-20 mL/kg → 維持)。保温。酸素投与。 ■ 診断: 血液培養(抗菌薬投与前に採取)。CBC(白血球増加 or 減少)。生化学(臓器障害評価)。乳酸値。 ■ 抗菌薬(経験的広域スペクトル): エンロフロキサシン 5-10 mg/kg IV SID + アンピシリン 20 mg/kg IV QID + メトロニダゾール 15 mg/kg IV BID。培養結果で狭域化。 ■ 循環補助: 輸液反応不良時—ドーパミン 5-10 μg/kg/min CRI or ノルエピネフリン 0.1-1 μg/kg/min CRI。 ■ DIC管理: 新鮮凍結血漿。ヘパリン 75-100 IU/kg SC TID(議論あり)。 ■ モニタリング: バイタルサイン。尿量。乳酸値。血糖。 ■ 予後: 早期介入で改善。多臓器不全は予後不良。
予防
インコにおける全身性細菌感染の予防は適切なワクチネーションプログラムの実施が中核である(利用可能な場合)。衛生的飼育環境の維持、新規導入動物の検疫期間設定(最低14日、感染症によっては60日以上)、過密飼育の回避、適切な栄養管理による免疫力維持、ストレス軽減が重要。感染動物との接触回避、汚染器具・環境の消毒(次亜塩素酸・アルコール系・第四級アンモニウム製剤を病原体に応じて選択)を徹底する。定期的健康診断による早期発見と治療が蔓延防止に寄与する。
予後
インコにおける全身性細菌感染の予後は病原体の毒力・宿主免疫状態・治療開始時期・基礎疾患の有無により大きく異なる。早期診断と適切な抗病原体療法・支持療法により多くの感染症は良好な予後となる。宿主の免疫抑制・若齢・高齢・多臓器不全併発例は予後不良となりうる。再発・慢性化・薬剤耐性発現も予後に影響する重要因子である。
関連する薬品
※ 薬品名をクリックすると詳細な投与量・副作用情報を確認できます
感染症の他の疾患(インコ)
VetDictでインコの鑑別診断を行う
症状チェッカーを使う関連する疾患
VetDict は獣医師(DVM)が開発した臨床支援ツールです。